最近、これってどういうこと?

と考えることが多い。

 

それは、激しい感情を伴うものではなくて、

静かに、火が灯ったことを認識するぐらいの、

でも確かな気付きになるようなことだったりする。

 

 

数日前、

この本を読み終えた。

 

購入したのはだいぶ前。

そして届いたのは少し前。

 

でも、数日前が私のタイミングだった。

 

 

 

 

 

 

ここに書いてある内容が正しいとか正しくないとか

それは私にとってどうでもいいことだ。

 

だけど、

 

『あっ!!だからか・・・・。』

 

と、過去の私の行動や思考を一瞬で振返って

ピースを当てはめてきたように、ピタッときた。

 

そして、

読み進めている中で、

 

感情が反応することが何度もあった。

 

悲しいとか、怒りとか、そういうものではなくて、

 

《見つけてくれてありがとう》というような、

エネルギーだ。

 

 

『あっ!!だからか・・・・。』と反応した内のひとつは、

 

今の教育で教えられている歴史は、勝者の歴史だということ。

 

 

私は、学校で学んできた歴史には全く興味がなく、

歴史を学ぶ機会を避けて避けてきた。

 

高校生の頃も、歴史を学びたくない、という大きな理由と、

数学が好きだ、ということ、

数学の教員になりたい、ということで、

 

理系に進んだ。

単なる非文系だ。

 

歴史を全く面白いと思えなかったこと。

何にも頭に入ってこなかったこと。

 

それでも、最近、大河の『麒麟がくる』に、

今までとは違う『あれ?』を感じ興味を持ったこと、

 

が全て繋がった感じがした。

 

 

勝者の歴史というモノの考え方があるならば、

 

今の常識も、勝者の知識なんだろう。

 

正しいとか、間違っているとか、

善とか悪とか、

 

全ては視点の違いで受け取り方が変わる。

 

 

それならば、私は、何を感じ、何を選択するのか。

 

感じることが、正しいとか正しくないとかいうジャッジは不要で、

 

私は今、こう感じた。 

 

 

私は、こっちを好む。

 

 

私は、だからこう行動する。

 

 

そこに、間違ったとか、間違っていない、とかはない。

 

 

支配コントロール、ジャッジの世界で生きてきて、

私自身が、

私の心が、

そこから抜け出したい、と叫んだ。

 

支配やジャッジを好む人もいる。

そうしないと心が保てなくて、

そこにいる、と選択した人もいるだろう。

 

でも、本当に、好んでそうしている人もいるんだろう。

そこに正しいとか正しくない、はない。

 

だけど、私は、その世界で生きていたくはない、と思ったんだ。

 

もちろん、

支配やジャッジの感情が消えたわけではない。

でも、ある、と認識できるようになったことは

私には大きなことだった。

 

そして、

他人ではなく、

自分自身へ目を向けて、

私がどう感じるか、を大事にしたい。と思った。

 

そこを経て、

 

今ようやく思えたのは、

私がどう感じるか、の為にも、

他人との関りが必要なんだな、と思えたこと。

 

以前、ブログを書くことについてこんな記事を書いた。

 



これは、自分自身のためね。

 


だけど、違う視点の気付きを頂いた。

 

私は、今、これをエネルギーを載せて書いている。

これを読んで、こんな風に思って欲しいな、とかそういう意図したものではなくて、

 

単なる波動だ。

 

アウトプットすることで、必ず波動が生れる。

 

そして、その波動をキャッチした人は、

反応することで、それに対して波動を出してくれる。反応、が波動なのだ。

 

それが、渦になって、

新しい何かを生むんだ、ってこと。

 

宇宙はそうやって拡大し続ける。

 

私の宇宙を拡大していこうと思ったら、

他人との関りを持つこと。

 

そのためにも、

私からの波動を出すこと。

 

現状に不足感があるのか、というとそういうわけではない。

 

ただ、私の宇宙を拡大していくことに

今は興味があるだけだ。

 

眼鏡を作ってもらって、

 

カラダが遠くをハッキリ見たい、と思っていると言われて、

 

ビックリしたのは、

 

私が、「今、ここ」に集中したい

集中できるカラダになりたい、と思っていたことと、

 

反対のことだと、その瞬間思ったからだ。

 

また、ドキッとしたのは、

 

周りを見る、ということを意図的に遠ざけていたので、

そこへの無意識的な怖さを突かれた感じがしたからだと思う。

 

 

でも

「今、ここ」に集中することと、

 

遠くをハッキリみる

 

ということは、実はイコールなんじゃないか、って

今は思う。

 

 

そこを、きっちり体感して落とし切ってはいないから、

それを、ほんとに、心から、そうなんだよ、って思えるのは、

 

まだ先のお話。