2018年の4月下旬から3週間。ブータンに行きました。

以前からお誘いを受けていた、カルマ先生のご実家をお訪ねする事とその村の一番のお祭りを見せて頂くためです。

 

ブムタン谷は聖なる谷とも呼ばれます。 ブータンの仏教の中心の地であり、有名な寺院がたくさんある、奈良と京都のような感じの場所です。ただ、首都からの道のりが、なかなか厳しいので、少し日程を長くとらないとゆっくり訪問できない場所です。しかも、高度が、4000m~5000m 高山病になる危険もある地域です。

 

写真左がカルマ先生のお母様。右が、カルマ先生のお妹様です。

ブータンは基本母系家族なので、お妹さんが、この家を継いでいらっしゃいます。お顔も日本人とよく似ていますよね・・・

 

写真 左に見えている 大きな薪ストーブで、お湯を沸かし、お料理もします。みんな、ストーブの近くで過ごします。

気候は、一年中ストーブがいる感じで、寒さのため稲作ができず、そばの文化です。主に焼きそばのようにして頂くか、パンケーキのようにして頂くかです。先生のお宅はベジタリアンでした。ブータンは、信仰上の理由からベジタリアンが多く、お肉を頂くとしても、鶏肉を少しという方が、私の周りには多いです。ここに5日間お世話になり、すっかり親しくなりました。

 

 

こちらが、ウラヤクテという村で一番のお祭りです。

5日間住民総出でお祭りを支えます。子供たちも参加します。 

この日は、気温5度、冷たい雨でしたが、お祭りは、粛々と行われていきました。

 

お昼の時は、観光客が、お寺の大広間に入り、有料ですが、地元の方が作った、辛すぎないお食事と、バター茶をいただきながら、カルマ・プンッツオ先生が、このお祭りの内容や、見所、またブータンの歴史について、わかりやすく、お話してくださるのです。 今年も300名が程の方が来てくださったとの事。これが、村の大きな収益になっていると聞きました。

ブータンのお祭りでは、主に人間が死後の世界で、どう過ごすのかという事を、寸劇や踊りで、伝えていきます。つづく

 

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