いじめの問題 | 私たち人類は何処から来て何処へ行くのか

いじめの問題

今、茶の間はオリンピックで盛りあがっています。
色々な競技で素晴らしい日本選手の活躍があり、

日本の人々に喜びと感動を与えますね。


イジメ事件の報道はオリンピックで減りましたが
こちらは、一時的に世論が盛り上がった後、風化され、
そしてまたいじめ問題が起こる。。。 といった永遠に
繰り返される問題なので、オリンピックの後に
風化の道を辿ってはいけない。


なにしろ教育の現状の問題として、担任教師や
学校や教育委員会の姿勢に関する根深い問題が
永遠に続いており、ある意味こちらにメスを入れる
ことが大切。


先日、親戚のAさんからも子供のB君が公立中学で
イジメをうけていた事を明かしてくれて驚いている。
B君は登校拒否になって、今は私立中学校へ転校
しているが、登校拒否の理由は転校後にAさんに
打ち明けられた。


 Aさんと話していて、B君はなぜ親にいじめを
受けている事を話さなかったのかなど色々尋ねた。
これにはB君が親に心配をかけさせたくないことや
親とは関係のない自分達の世界の問題と思ったり
色々あるようだ。

 またB君がいじめる子に対して、なぜいじめるの?

と言うと面白いからと言う答えが返ってきたのだそうだ。


「どっきりカメラ」というTV番組はイタズラをして
驚いたり困ったりするのを見てそれを視聴者は
楽しいと思う。イジメをイタズラに置き換えてみれば
いじめる子供の答えていることが理解できないという

ことはない。


それでもイジメをする人間にはイジメをしない人間との
違いとして、前者には欠けているものがあるのだ。

この部分を教育では教えなければならないし、

それは人間の以って生まれた性分であるから
仏教が説かねばならない。


報道も世論を感情的に盛り上げた後に風化させる
ような形ではなく、いじめを根本から考える番組や
学校教育の組織の問題を根本から考える番組を
考えるべきではないかと思う