人を育てるには気の遠くなるような年月がいるでしょう。
そして、どんなに優しくしても貴方のことを平気で裏切るかもしれません。
・・それでも人を育てる者としての、貴方の優しさが必要なのです。
貴方が愛情を持って言い続けても、
貴方の部下は貴方をうるさがり、貴方を受け容れられないかもしれません。
・・それでも愛情を持って言い続けるのです。
曽方がようやく育てたと思ったとたん、
貴方の部下は途中で群表を出したり、実際やめたりするでしょう。
・・・それでもあきらめずに次の人を育てるのです。
貴方が心を込めて指示しても
貴方の部下は無責任な気持ちで聞いているかもしれません。
言っても言っても効果がないように思うでしょう。
・・それでも根気よく指示するのです。
貴方は今まで自分は本気で人を育てたが、いつも裏切られてばかりでもうこれ以上傷つくのは嫌だと思っているかもしれません。
・・それでも人を育てる者として、傷つくことから逃げてはいけないのです。
人を育てるには、お金もかかり時間もかかる。
その割にはあまり効果がないからもうやめようとあきらめているかもしれません。
・・それでもあきらめず人を育てるものとして、お金をかけ心をかけ時間をかけるのです。
こんな人手不足の時に人を育てる余裕はない。
気持ちはあるけれど売り上げに響くからできない。
そう貴方は思っているかもしれません。
・・それでも人の育成を優先するのです。
十回言って駄目なら百回、それでも駄目なら千回
あきらめずに育て続けてこそ人は育つのです。
丹精こめる・・・全ての生きものはそうやって育っていくのです。