可愛い声で、ママもでたぁってTV電話。私達家族のTV電話の生活始まり〜。夜8時から9時までの1時間。画面は4人の顔。娘。パパ。おばあちゃん。私の顔が映る。みんな笑顔だ。何故8時からか、9時には消灯なので、その時間は夜が来るのが怖くて寂しくなるからと教えてくれた。夜が来るのが怖い。そっかぁ。。。

娘は14歳、一人っ子。しかし部屋にいる事は殆どなく勉強もリビング、寝る時も家族で寝るような甘えたな娘だった。そんな娘が、病院の個室で隔離され、ベットに1人。TVは見れるようになったが、節約で見ないと面白い理由を言っている。笑 

昨日ね、あまりに寂しくて、個室嫌〜って泣き叫んだら、精神科の先生連れてこられたって。笑笑
えっ、、ビックリしてる私達の顔を見て、でも、全然話しても楽にならんかったって、私、頭は大丈夫みたいって笑って。大変な事なのに、笑って言ってくれた。娘が笑ってると、家族も笑う。私が笑うと家族は明るくなる。そっかぁ、どんな辛い事もどんな現実も逃げてはいけない。抜け出せないトンネルは無かったなぁと。よっしゃぁー、みんなで当たり前の生活を取り戻すまで、私は笑っておく。今までもいろいろあったけど乗り越えてきた。ただ今回は、自分ではない。娘の事なので、暗闇に突入してしまっていた。でも、もう泣かない。笑う。決めた。

ママが笑ってる。また明日から頑張るねと娘。ブカブカのグリーンストライプの病院のパジャマ姿で嬉しそう。頑張らなくていいよ。ゆっくり当たり前の事を目標にしていこうって伝える。はーいと元気いっぱいに、バイバ〜イと言うが切らない。こらこらぁ〜って笑ったまま誰が電源切るか譲り合い。1時間って早いね〜って。
本当にみんな大好き〜って娘が電源切る。

さぁ〜、早く退院できるように笑顔で待っていよう。
どんな顔で、どんな話をしようか来週の面会を楽しみにしながら。