パート先の歯医者に
一歳半検診で虫歯を指摘された
女の子が治療に来られました
1歳の子の治療とか
正直無理ゲー
でも、こちらとしては
それを承知で治療に挑む
お母さん含む
大人3人で押さえつけての治療
治療する先生＆アシスト
まじ総動員
客観的に見たら拷問よな
でも、
プロサイドからしたら
当たり前というか
仕方ないというか
その上でも
大丈夫っていうのが
根底にある
その中で、
お母さんがずっと
ごめんね、ごめんね、ごめんね…
って
わかるよ、
我が子が
しかもこんなちっちゃい子がさ、
大泣きして暴れながら
全力でイヤを伝えて
全力で助けを求めながら
虫歯の治療してるんだから
ワタシが
もっとちゃんと歯磨きしてあげてたら
こんな辛い思いをさせなくて済んだのに
そんなココロの叫びが聞こえてくるような
お母さんの口から止まることない
ごめんね
わかるねんよ、気持ちは
でも、言わずにはいられなかった
お母さんが『ごめんね』って言ったら
余計に不安になるかも！
大丈夫だから
って
知らない大人に押さえつけられながら
口の中に水吹きかけられるし、
キーンって音するし
あたちは何をされてるの？！
怖いよー
イヤだよー
言葉にならない言葉で
お母さんに助けを求めても
どんなに手を差し伸べても
お母さんは
その手を押さえつけ
抱っこもしてくれない
そりゃあ、パニックっす。
なんとかできる処置をし終わって
お母さんの方のカルテを見たら
『娘が歯磨き大嫌いで。
もし、検診で引っ掛かったら
連れてくるかもしれらい。
でも逃げ回って大暴れするかも。』
って書いてあった
あー、お母さんは
毎日歯磨きに葛藤されてたんやな
って
胸がぎゅっとなった
※歯磨き大嫌いでも
虫歯になりにくい子はなりにくい
だから、今回のケースは
歯磨き大嫌い✖️虫歯リスク高い
が重なったようです
でも
お口の中のトラブルは
生活習慣病だから
歯磨きはできる人はやりましょう
集団検診に行くと、
対応してくださった方にもよるけれども
正論をアドバイスされる
もうわかってるんよね
歯磨きした方がいいことも
しない時のリスクも
楽しいように工夫をしたりもしてる（妄想）
（妄想）ですが、
人は皆、
うまくいかなくなると
必ずなんとかしようとする
だから、何かしらの行動はされてたと思うねん
その上での正論は
『やっぱりそうだよね』
ってなって
できてない自分はやっぱりダメだ
になってるんじゃないかなって
そのできてないフォーカスループに入っちゃうと
アドバイスは
ただ責められているようにしか聞こえない
そして、
自分が頑張らなきゃって
こどもに厳しくしてしまう
大好きなお母さんの
ピリピリオーラは
小さければ小さいほど
（潜在意識で繋がってるからね）
お子さんにダイレクトに伝わる
そして
子どもはもっと拒否する
the 負のループ
あたしも、過去にやったんよね
1人目の時に
早くおむつ外したくて
生まれた時から❗️🤣
布おむつにしてました
で、
多分息子が2歳半位かな
もう忘れたけど
オムツ外すことに必死になった
夏が来るとオムツ外しシーズンって言うから
年齢的にそろそろって言うから
外の情報を信じて
必死にやった
トレーニングパンツと
トーマスのお兄ちゃんパンツ買って、
おしっこの間隔をメモして、
時計と睨めっこして
そろそろって時に
トイレに誘ってみて、
Eテレでオムツ外し洗脳して、
失敗しても怒らず
もうおむつ外れそうな
息子と同い年の女の子に感化されて
チカラが入ったり、
パンツさえ履いてなかったら
おまるでできるから
家の中では下半身全裸
遊びに来た人がびっくりしてた
そらそーよね
今思えば…虐待？！
でも、全然出来なくて
（自分が期待したようにはね）
もうやーめたっ
って
匙を投げた
そしたら…
急速に進んだ
オカンの圧がなくなったら
できるんや
大きな教訓
※この教訓があっても
いまだに圧かけがちです🤣
それも愛だよ
だからね
そのお母さんにめっちゃ伝えてあげたかった
お母さんは悪くないよ
だから
謝らなくて大丈夫
毎日歯磨きと格闘してるご自分を
讃えてあげて欲しい
って
でも、もう帰られた後で
次来られるのは
あたしがお休みの日
直接お話ししたかったけど
これはもう担当する衛生士さんにパス
多分正論アドバイスで自分責めループだから
お母さんに『お母さんは悪くないよ』って
プロから伝えてあげて欲しい
お母さんが緩んだら
きっと
歯磨きしてくれるから
それまではうまくプロの力も頼ってね
って
彼女のお困りごとは
歯磨きだけじゃないと思う
いつくかが絡まってあるんじゃないかなって感じた
前回も
泣かれていたと
他のスタッフが言ってたから
ほっといたら育児ノイローゼになっちゃう
もうコップは表面張力
だから、
一旦こぼしてしまおう
歯医者で1mlでも溜まり溜まったものを
こぼして帰れたら
その分の余裕ができる
また溜まったって
またこぼしにきたらいい
そうしてゆっくり
余白ができたらいいな
あたしが直接何かできないかも知らないけど
絶対大丈夫よ
って思いを飛ばすことはできる
必ず彼女がまた笑えますように
そして
あたしは
そんなお母さんのチカラに
絶対なる
固く誓いました
長文をお読みくださりありがとうございました！