コーラの缶を開けることが苦手です。

 

フイリピンに新しい人が来ました。

年齢は20代後半の男性でした。

青木さんが「彼に挨拶しますか」と私に聞いてくれましたが、わたしはやめておきました。

20代の青年を見て落ち込むからです。

 

 

数室離れた部屋で聞いたその人の声から、楽しんでいる様子がわかりました。

少し羨ましく思えました。

みんなの気がその青年に向けられていたからです。

(みんなではないですよ。あなたの支援をしているスタッフはその青年の支援をしていません。間違った書き込みは、読んでいる人に誤解を招いてしまいますので、注意してください。)

 

 

青年が日本に帰国してから、わたしは青木さんにその青年のことを聞きました。

青木さんが「何を知りたい?」と私に言われましたので「現状と将来です。」と答えました。

 

 

「1週間程度の滞在だからこうですとはまだ言えない。」との返事でした。

「社会復帰するためには何が必要だと思いますか?」と青木さんが私に聞いてきたので答えました。

 

 

1、他者とのコミニュケーションがそこそこ取れる

2、小綺麗にしておくこと

3、社会常識を身につけること

 

 

「そう考えると、彼には足りないことがいくつあることにこの1週間で気づいたよ。

服を着替えなかったんだよ。」

 

 

「なぜ服を着替えなかったのですか?」と私は青木さんに聞き返しました。

「エイジさんも同じ服を数日着ていましたよね。それはなぜですか?」

 

 

「めんどくさかった。誰とも会わない生活が30年近くたっていたから、まあいいやとおもっていた。」

「でも人と会うことになって、周りから着替えなさいとか臭うからと言われ続けたので、風呂で体を洗ったり、服を変えたりする様になりました。」

 

 

 

「体を洗うとか髭を剃るとか気力が入りますよね。

会わない生活が続けば、服を着替えなかったり、髭を剃らないことも珍しくないでしょうね。

ただ、周りから言われても頑なに変えようとしない人たちもいるんですよ。そうなると支援に繋がるのは難しいですよね。」

 

 

「支援者にとって現状の大変さよりも、こだわりの強さがどの程度あるかという情報の方が回復への支援には必要なんです。」

 

 

そう言われて納得した私です。

(あなたの納得とは何ですか?)

 

 

それでは人生を大失敗した先輩からあなたにアドバイスをしたいと思います。

でもスペースがなくなったので明日にします。

とにかくフィリピンが楽しかったということはめでたいことです。

 

 

 

 

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