顔の下からなら大丈夫

 

一人の青年がフィリピンにやってきました。

一人では不安が強くて行けないので、連れて行って欲しいということで、僕が日本に帰り、その青年をフィリピンにお連れした次第です。

 

 

高校から行けなくなったのです。

大学には行きましたが、友達はひとりもいなかったそうです。

 

 

それから就職できたのですが、仕事についていけずにすぐにやめてしまいました。

その後就労移行サービスを受けて障害者枠で就職して一年半の契約期間を働くことができました。

しかし、それ以上働くことは無理でした。

 

 

自分には苦手なところがあって、それをどうすれば良いのかがわからなかったということと、日本では特にだれとも交流が持てないことに絶望していたそうです。

 

 

その後ひきこもります。

何とかしないといけないと思い、カナダの語学留学に一ヶ月行きました。

とても楽しく、特に外国人との交流が良かったということでした。

 

 

 

しかし、日本に帰ってまたひきこもります。

今度は長くて6年近く家にひきこもってしまいました。

 

 

一人暮らしをしていてカーテンを締め切って暗くしてI日過ごしていたそうです。

主にYouTubeを見ていたそうです。

それで、わたしたちのブログを見つけて読んでいたら面白くて全部の記事に目を通したらしいです。

 

 

特にヒロさんの型破りな人物像と大統領のニヒルな感じに惹かれたそうです。

また、エイジさんや東大さんの何度も失敗しながらも諦めない姿にも感動したそうです。

 

 

それで一度電話して話を聞いてもらおうと思ったのが一年前で、I年間迷い続けてやっと5月に事務所へおかあさんに電話をしてもらいました。

その次に本人さんが電話をしました。

 

 

 

それからメールで何度かやりとりをしていくうちに、フィリピンのスタッフとチャットをしたり、青木と話をしたりしてフィリピンに行きたいということになりました。

しかし、フィリピン旅行のチケットやホテル代がとても高かったりして、お金の工面がつかないということで諦められました。

 

 

青木も、観光ならもっと安くて楽しいところがあるから無理にフィリピンに来る必要はないと行かない方が良いとアドバイスをしました。

それで断念した彼ですが、1週間後にやはりどうしても行きたいということで急遽行くことになり、1週間近くフイリピンでの滞在をしました。

 

 

途中で、もう1週間伸ばしたいと言われたのですが、1週間で十分と答えて日本に帰国してもらいました。

 

 

そんな彼のことを書いていきます。

本人さんからもぜひ書いて欲しいとの申し出がありました。

顔出し、声だし、本名も全て大丈夫だということでしたが、親御さんの許可を取らなければなりませんし、やはり最初から顔出しはやめておく様に説得しました。

 

 

本人さんはこれをきっかけとして誰かと繋がりたいと気持ちが強くなったそうです。

 

 

明日に続く!!

 

 

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