いまシャルガオ島に主要なスタッフの人たちが来ています。
なんでも大統領がこの島を視察に来るそうなんです。
大統領は日本料理が大好きらしくて、うちの店に来るかもしれないと地元の行政関係者に言われたので、その為の打ち合わせです。
しかし、青木さんが言うにはまだその段階ではないので、うちは申請はしないと言う考えです。
他のスタッフは「全世界に向けての大きなアピールになる。広告費として考えるならば膨大な金額に該当する。」ということで、なんとか大統領が来る権利を獲得できないかということです。
そんなこんなで、今まで以上に忙しくなってきました。
それ以上に団体への支援の依頼が増えてきました。
青木さんが言うには、「ブログも放置していたし、相談会も3年近くやっていない。支援施設の拡充に忙しくて支援開始ができなかった。」
それなのに5月中旬から突然メールや電話での依頼が舞い込んできたらしいです。
これ以上忙しくなったら青木さんはまた倒れるのではないかと心配です。
そんな日常のシャルガオ島です。
話は変わりますけど、青木さんがレストラン内でオンライン相談会をしていました。
映像は見られないようにしていましたが、会話の内容は聞こえてきました。
青木さんから会話を聞くようにとも言われていました。
10代の男の子でまわりの同級生とうまくいかなかった人です。
高校にも行ってたんですがやはり行けなくなってしまいました
通信高校も考えていたけれど、今以上にこじれるので青木さんが高校にこだわる必要はないですと言っていました。
おあかさんはどうすればいいのかわからなくなっていました。
そして、息子さんがこうなったのは自分のせいだと自分を責めていました。
そして泣いていました。
そうしたら、息子さんがおかあさんの泣き声をきいて、「おかあさん大丈夫?」っておかあさんを気遣ったのです。
青木さんはその時に大丈夫だと感じたらしいです。
「相手の気持ちを共感できる」と感じたので。
おかあさんが理解されたことは
1、集団が苦手なのだから個別支援しかない。
2、周りの環境に適応できない時間が長く、環境を変えるしか前向きになれない。
3、特に好きなことがあるので、その事を大切にして徹底的にのばしてあげる。
そのことで、自信を獲得させてあげる。
問題点は
1、未成年なので、支援には親が同伴しないといけない。
だから、お金がかかる。
2、日本国内で個別支援ができる団体が家の近所にあるか?
私なりに話をきいてまとめてみました。
相談の最後に「エイジさんと話してみませんか」と青木さんがおかあさんに聞きました。
それで、わたしはおかあさんと話しました。
「がんばってますね。」
「うちの息子もお世話になるかもしれません。」と言われたので「わたしは30年間ひとりぼっちでしたけれど、ここにいると、ひとりじゃなくて、みんなが私に話しかけてくれます。だから私はフィリピンにいます。むすこさんはまだ若いから大丈夫です。」と答えました。
おかあさんは笑顔で「頑張ってください。」と言ってくれました。
私は自分の部屋に帰ってこの原稿を書くために色々な事を思い出したら、涙がでました。
きっと、わたしのおかあさんもあんなふうに泣いていたのかと思いましたから。
ごめんなさい。
頑張ります。
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