昨日、不登校の問題は3つの必要で解決すると書きました。
そのうち2つのことを書きました。
最後のひとつは家族のサポートです。
お金がかかることはなかなか言いにくいものですが、はっきりと言わないといけません。
支援にはお金がかかります。
人の視線が気になるのでひきこもる。
僕やエイジさん、青木、テルさんも。
このブログを書いてくれていた全ての人がそうです。
35年間の団体の歴史で1000人近くの人たちの支援をしてきました。
全ての人が自信がなく他人の視線を気にしてひきこもっていました。
だから僕たちは他人の視線を気にならない場所である海外で支援をしているのです。
支援団体の居場所に通えている人たちの状況は、私たちが支援している人たちと比べるとまだ良いのかもしれません。
私たちが支援してきた人たちは、自分の部屋から出ることさえできない人たちでしたから。
海外で支援をしますと、安全の問題を真っ先に考えないといけません。
最近マニラで邦人が巻き込まれる事件が多発していると大使館から注意喚起のメールがきました。
フイリピンは日本でないのです。
日本しか知らない人たちは、やはり危険な目に遭ってしまいがちです。
仕方がないことなのかもしれません。
だから、私たちはお金で安全を買っています。
警備員が24時間マンションに出入りする人たちを監視している物件でなければ、安心してお子さんをお預かりできないのです。
いえいえ、私たちはお預かりするお子さんと同じマンションにスタッフの部屋借りて支援をしています。
もしくは一軒家を借りてそこにスタッフも同居するというやり方もしています。
フィリピンでは、人が住めるスペースなら1万円程度から借りられます。
安全な場所を求めている私たちは住居にお金をかけています。
発達障害と診断された人たちの状況は様々です。
じっとしていられず、街に出てふらふらとしてしまう人も過去にはいました。
警備員やマンションの防犯センターには私たちの団体と支援している青少年の情報は全て伝えてあります。
何か問題が起きてしまった時にすぐに対処してもらうためです。
お預かりしているお子さんの安全をまず第一に考えないといけないのです。
残念ながらその様な私たちの考えを理解してもらえないケースも時々あります。
フィリピンと日本は同じでないこと。
それは安全面だけではありません。
食生活も違います。
悪くは言いたくないのですが、ありのままを言わないといけません。
フイリピンでの食生活はひどいものです。
野菜や、鮮魚、など新鮮なものが簡単に手に入りにくいのです。
フイリピンにある大きなスーパーでは腐ったもが普通に商品棚に陳列されています。
日本ではあり得ないことです。
そのことに関してはまた別の日に書きたいです。
一般社団法人 青年生活教育支援センター
発達障害、ひきこもり、不登校の相談と支援をおこなっています。
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