本当は観るのを躊躇ったK-1武尊さんのお話
パニック症
自分が診断されてから20年以上の時が流れました
自分が受けた時の病名は
パニック障害
呼び名が変わったのかな
ただ症状は全て同じで発作が起きる度に尋常ではない苦しさや脂汗、手の震えや身体の芯から来るムズムズゾワゾワ感
当時、仕事をしながら様々な人間関係、イジメやカスハラ
自分自身がやらなければならなかった事や抱えていた悩み等が余りにも多く
知らず知らずのうちに心も身体も壊れてしまっていたようです
周囲の要望に完璧に答えなければ怒られるという恐怖感が物凄くて
人の目が徐々に見られなくなり
一定の空間や場所、時間帯、食べ物や人、人の声や集団
日常生活で避けては通れない物事、全てが受け付けられなくなり
少しでも視界に入ったり、触れたり、関わったりするだけで
酷いパニック発作に襲われて、目を開ける事さえ出来ず
身体を起き上がらせる事さえ儘ならなくなるのです
過去のストレスとなったワードが目に入るだけで全身がゾワゾワ～～っとして
その場から逃げなければ死ぬんじゃないか❔との恐怖に襲われる日々が続いています
K-1武尊さんのストレスの原因となっている事を解決しようと動かれた姿は尊敬しかないです
自分は声を挙げても嘘つきというレッテルを貼られ
拍車をかけて心無い言葉が飛んでくるので行動するのは辞めました
ただ何がストレスの原因となっているのか、誰の言葉がトラウマとなって苦しんでいるのか、は十中八九、解っています
これに対して声を挙げても力で捻り潰されてしまう事も解っています
ただ自分は闘いたい気持ちは残っています
何故なら好きなアーティストのコンサートに行けなくなった悔しさ
観に行っていた頃の生き地獄だった会場内
一歩足を踏み入れただけで空気が変わり、あからさまなイジメが毎回、続いていたのでドクターストップが掛かり
これ以上、行ったら心がめちゃめちゃに壊れ、修復出来なくなるからと
ツラいし、悲しいし、悔しい
子供の頃から好きだったアーティストを観に行けた居場所を奪われた現実
コロナ禍だった頃は横一線で皆が自粛しなければならなかったので心も安定していたけれど
今は何もなかった頃と同じようにライブが開催されるようになり、心が不安定になる時もあるので
情報を入れない❗見聞きしない❗検索しない❗
そこからスタートして、何とか心にストレスが掛からないように自分自身で策を見つけながら過ごしています
今はパニック障害が判明してからも更にストレスとなる現実が怒涛のようにのし掛かってきてしまい
そこから繋がって
線維筋痛症
を発症してしまいました
パニック発作との闘いの中で、ある日を境に全身に及ぶ内部からの激痛が走り始め
一ヶ月に一度あるかないかの頻度で全身に及ぶ激痛で自分自身が一番、何が何だか解らず恐怖でしかない日々を送り
激痛が始まってからの数年間は主治医の心療内科の先生にも相談出来ず
周囲の誰にも相談出来なくて
何でこんなにも痛いのかパニックになる事も増え
また全身に及ぶ激痛が起きるのではないか
またパニック発作が起きるのではないか
どのタイミングで激痛が始まるのか
あらゆる全ての事が未知の世界だったので
予防線も張れないし、激痛の治め方も分からない
そんな状況も10年近く続いています
今は幾つもの心の疾患と闘いながら、ストレスが少しでも和らぐ方法を探っています
自分も投薬治療を中心に行いつつ、頑張っていますが
ひとつ言える事は、身内だから味方とは限らないし
公表したからといって理解してもらえるとは限らないと
自分自身は伝えたら、可笑しな奴と去っていく人もいました
また、伝えた事によって心無い言葉が更に酷くなった人もいます
そして未だにフラッシュバックして泣いて飛び起きる事もある言葉が
パニック障害だかなんだか知らないけど迷惑だし、恥だし、偉そうにするなと
そして消えてなくなれ
気持ち悪いと
こればっかりは忘れようと心掛けても潜在意識の中に刷り込まれているようで度々フラッシュバックしてきたり
その状況に近しい環境に身を置かなければならないと判った瞬間に脂汗が吹き出し、過呼吸、息苦しさ、動悸、目眩、全身に及ぶムズムズゾワゾワ感
じっとしていられなくなって
一秒でも早く、その場から逃げ出したくなるのです
もう治る期待はしていません
その光は見えないから
今は、その日その日を何とか遣り過ごし、全力で頑張っています
環境変化をアドバイスされていますが
一度言われた言葉は一生消えないのです
無意識に脳裏に蘇り、無意識に涙が溢れ、心がツラくなるのです
胃の痛みも治まらず
食べる事が苦痛になってきた今
この世の中、ストレスから逃げられる場所は何処にも無いんだなぁと自覚するようにもなりました
心底、生きヅラい世の中になりました
himawari
