日本蕎麦保存会の片山虎之介です。
9月1日から富山県富山市、八尾町で行われる「おわら風の盆」を訪ね、そば打ちも上達して帰るというツアーを企画しました。ツアーは、9月1日から2日です。
ご参加、お待ちしています。
9月1、2日の蕎麦のソムリエ特別講座「八尾そばの打ち方と、越中おわら風の盆」の第二報です。
この講座は、日本蕎麦保存会が、各地の小さなそば処を応援する活動のひとつです。地方に点在する小さなそば処には、今は失われてしまったそばの食文化がありました。それをよみがえらせようという活動を続けています。
八尾でも、江戸時代からそばの栽培は行われていました。でも時代が変わると、家庭でそばを打つことはなくなり、そば食べる食文化は、忘れられていきました。
そして美味しい八尾在来の栽培だけは続けられてきたのです。
この八尾に、昔はあった、美味しいそばを食べる食文化をよみがえらせて、地域の皆さんが元気になる原動力にしていただきたいのです。
そこで日本蕎麦保存会は、「八尾そば」の復活を提案しました。元々、北陸地方にあった食文化をベースにして、八尾の素晴らしい在来種を使い、この土地ならではの美味しいそばを、皆さんに打てるようになっていただきたいと思うのです。
いわば、郷土そばの復活です。
その働きかけに、地元の皆さんが動いてくださいました。
今回の企画は、地元の生産者の方々をはじめ、色々な団体が力を合わせて行う試みです。
そこに、いつも一本棒で腕を磨いている、蕎麦のソムリエの皆さんにも、ご参加いただき、交流を深めていただきたいのです。それが、八尾に活気を注ぎ込む、大きな刺激になります。
八尾には、「おわら風の盆」という素晴らしい行事があります。山あいの小さな町で、昔から細々と行われてきた美しい祭りです。
今は人気が出て、観光化してきましたが、今年は多分、本来の静かな八尾の、情緒豊かな祭りの姿に触れることができると思います。
そこで皆さんは、「八尾そば」という地域の喜びが復活する瞬間に立ち会うことになります。
こんな機会は、まず、ありません。
ぜひ、多くの方のご参加を、切望します。
そういう講習会なので、いわゆるバスツアーのような形では行ないません。
現地集合の現地解散で、皆さんご自身で、宿などを予約していただきます。
講座そのもので必要な費用は、いつも東京でおこなっているのと同じ、6,600円のみです。
交通費、宿泊代、食費などは、皆さんご自身で、ご用意いただきます。八尾の後は、どこに行こうかと、お好きなコースを組んで、楽しい旅行の一部となさってください。富山には、美味しい海の幸など、楽しめるものがたくさんあります。
八尾では、地元の皆さんにご案内いただき、1kmほど離れた場所に駐車場を確保し、そこから歩いて、「おわら風の盆」が行われている場所に向かいます。
八尾は小さな町で古い建物が軒を並べています。駐車場も宿も少なくて、町中に車を停める場所はありません。
また、宿もすでにいっぱいになっていると思われます。
ご参加の意思のある皆さんは、富山駅周辺で宿を押さえていただくのが良いと思います。
ご希望の方には、八尾の関係者の家に、民泊という形で泊まることもできるかと思います。それをご希望の方は、ご連絡ください。
そば打ちをする会場は、JAが用意してくださいました。その駐車場に、皆さんの車は停めていただくことになります。
このような段取りを決めながら、早くお知らせしなければ、宿がいっぱいになってしまうと焦って、皆さんに、まず、第一報をお送りしました。
私は9月1日の朝に、いつもそば打ち講座を行うのと同じように、車に道具をいっぱい積んで、自宅を出て、富山の八尾に向かいます。
午後、八尾に着いたら、JA営農センターの会場で荷物を下ろし、そば打ち講習会のセッティングをします。
それから、その場所で皆さんと合流して、歓談しながら、夜には「おわら風の盆」を見学に行きます。
当日は、皆さん、それぞれ予約した宿に泊まっていただき、翌日、JA営農センターでそば打ちの練習をします。
これは、日本蕎麦保存会が考案した、美味しい「八尾そば」を打つための方法で行ないます。地元の「八尾在来」の美味しさを最大限に引き出して、「八尾そば」として、新たに誕生してもらうそばを作る講座になります。
新聞社などのメディアにも協力を依頼しますので、地元の方々をはじめ、富山県内のそば好きの皆さんも、ご参加くださると思います。
全体の人数は未知数ですが、定員になったら、締め切って、ゆっくりそば打ちを楽しんでいだききます。
八尾には、車で行っていただくのが便利かと思いますが、新幹線をはじめ、公共交通機関を使っても大丈夫です。
そうした情報は追って提供しますが、私が心配しているのは、宿の確保です。
このような内容なので、興味のある方は、ご参加ください。
ご質問がありましたら、このメールに返信で、片山まで、お問合せください。
取り急ぎ、お知らせいたします。
「八尾そばの打ち方と、越中おわら風の盆」の応募メールは、以下のURLからリンクします。
越中おわら風の盆で、皆さんにお会いできことをを、ワクワク、楽しみにしています。
美しい、美味しい、日本の文化を楽しみましょう!!
片山虎之介
十割そばカフェバー
運営会社
スマイルフーズ西日本