緊急地震速報に思うこと | YOKOHAMA・SmileFactory

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防災の話を少しだけ。

今日(1/5)の11時前、横浜では緊急地震速報が鳴りました。
のちに、茨城と富山2箇所の地震を合わせて検知してしまったということがわかりました。
大きな地震でなくて本当によかったです。

私はちょうど、息子と大きな医療センターにいました。
そこは昨年5月に改築したばかりの建物で、身体の不自由なお子さんや重度の障害を持つ方が通っているため、低層で鉄筋のかなりしっかりした造りになっています。

その時いた場所は会議室のようなところで、息子が座っていた机と椅子以外は、事務室にあるような大きなロッカーが置かれているだけでした。

緊急地震速報が鳴った瞬間、息子は
「地震だぁ!」
といい、頭を手で覆って小さくなりました。

私は瞬時に頭の上に落ちてくるものがないか見て、ロッカーの倒れてきそうな方向を確認して、息子を机の下に押し込みました。

私の入れている防災アプリは、富山も茨城も震度3の地震だったため何も表示されず、緊急地震速報のプッシュ通知だけが流れている状態でした。

幸い、特に揺れがなかったため、しばらくして息子を机の下から出しましたが、施設のアナウンスが入ったのは10分ほど経ってからだったと思います。



どうして誤報だったのかとか、もっと精度を上げてほしいとか、そういうことに物申すのは専門の方にお願いするとして。


今回、よかったことが2つ。

5歳の息子が瞬時に身を守る行動が取れたのを確認できたことがとてもよかったと思いました。

息子は、これを見ていました。

Babybus


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(上記サイトよりスクリーンショット)

海外の子ども向けに作られている、地震の時の身の守り方アニメ。
これ、アプリもあります。

これを見てたことで、視覚優位の息子は

地震=頭を守る

がポーンと入っていました。
幼稚園の避難訓練でも、1人、アナウンスを聞いた瞬間に机の下に潜っていたと先生が言ってました。
この様子をちゃんと確認できたことが収穫でした。

そして課題。
机の下に入ることとダンゴムシポーズは身についていないので、これから少しずつやっていかないとと思ってます。

私が常にそばにいるわけではないので、大人の手を借りることも含めて、自分の身を守れるようになってもらうことが私の目標です。



もう一つは、自分が瞬時に周りの状況を判断できたこと。

今回は、机やロッカーの位置など確認して、これまでの知識や情報を踏まえて判断することができたと思いました。

しかしそのあと、各地で大きな地震はなかったと確認した後だったけれど、エレベーターに乗ってしまったのはミス。
誤報であると確定するまでは、やっぱり、階段を使うべきだったなとエレベーターに乗りながら思いました。


そう、結局。
動けないと意味がない。
情報や知識をいくらもっていても、いざという時に使えなければ意味がないから。

誤報の追求するより、
精度が上がることを待つより、
自分が被災を最小限にするトレーニングをした方が早い、と最近では思ってます。
(物申すなということでは全くなく、意見したければしつつ、自分で備える方が有効だという意味です。)


誤報だからこそできた練習。
私は防災のプロでもないし、ギリギリ生き残ったとか、そんな経験もない。
だから練習が必要。
練習できるってそんなに多くないと思うから、私は誤報でも誤報じゃなくても、実際に自分が動けるかやってみることを心がけてます。

(不謹慎かもしれませんが)
誤報をうまく使って練習してみる、というのもアリだと思いますよ。


以前の私は。
もし誤報とかで身を守るポーズとかしてたら格好悪いと思って、みんなの様子を伺いながら、
「いやいや、焦ってませんから」
的な空気を装っていました。

あ、でも、私だけじゃなくない? (笑)
いま、ドキッとした人いない? (笑)

緊急地震速報とか非常ベルが鳴っている時に平然としている方がカッコいい、と、たぶん心の奥底では思ってたんだと思います。

でも、みんなとHUGをやったり、いろいろ防災のことを学んだりして、今はだいぶ実際に動けるようになってきたなと思ってます。
(まだまだですけどね)

だって、私、大事な人たちと少しでも長く生きたいから。
私の防災に対する原動力はこれだけ。

息子の行動の速さを見習わないといけないなと感じた今日。
良い練習ができました。

HUGやりたいなって人、声かけてくださいね。
次の私からのHUG企画は、少し後になります。
お声かけいただければ、その時に可能な限りセッティングします。
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