本を読み、人に逢い… たくさんの学びをして参りました
これまで、とてもたくさんの時間を費やしました
血反吐を吐くような想いをしたこともあります
HAPPYばかりではありませんでした
それでも続けて来られた 「好き」 という気持ちは偉大です
これまでの経験の中で、気付いたこと、感じたことを、私なりの解釈で解説していこうと思います
私が、この先もずっと大切にしていきたい 私の根幹となる宝物です
無断で転載されるようなことがないことを祈ります
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まず、 【所作】と、ルール&マナーの大きな違い について
『ルール』 …法律や規則、守らなくてはならないモノ、守らない場合ペナルティーが発生
『マナー』 …集団生活において周囲が快適に過ごせるよう行動するための標準指標
【所作】 …自分自身の心構え、その心が立ち居振る舞いとなり表面化する、生き様
威儀即仏法・作法是宗旨 (リンク&下記参照)
⇒ 決まりごとなし
端的に表記するとこのようになります
言い換えてみれば、マナー・ルールを遂行するためには個人個人の『所作』が必要不可欠
というわけです
また、それぞれ適用される対象は異なりますが、共通項は 【利他】 なのです
所作 ⇒ 立ち居振る舞い ⇒ 生き様 ⇒ 心
逆もまた然り
心 ⇒ 生き様 ⇒ 立ち居振る舞い ⇒ 所作
では、
なぜ、今この時代に『所作』なのか?
人間関係が希薄になり、殺伐とした世の中になりつつある昨今
「自分さえ良ければ」という個人主義・利己主義 が加速化しています
それでいて、周りからの目線・評価などを常に意識しながら生きるという
とても息苦しい世の中になってきています
こんな時代に突入したからこそ大切にしていきたいのが 【ブレない自分軸】
身体を鍛える上で大切なのが ≪体幹≫
インナーマッスルとも言われ、体の軸となる重要な筋肉
いかなる衝撃が加わっても、本来あるべきところに身体を戻してくれる " 核=コア "
それと同じように、心にも周囲からの圧力にも負けない自分軸を保つための
核となる ≪心幹≫ を鍛えてやることが必要
その一端を担うのが 『所作』
臨在禅師のことば
【随処に主と作れば 立処皆真なり】
ずいしょにしゅとなれば
りっしょみなしんなり
~意味~
どこにいても、どんな時でも
周りに振り回されることなく自己を保ち 純粋な心を忘れずにモノを見聞きし
精一杯の真心で行動しなさい
そうすればどんな環境に居ようと
人生の真実や生きる意味が理解できる
では、
周りに振り回されずブレない自分軸を保つにはどうしらた良いのか?
それは先述したように
自分のコアがしっかりとしていれば、どんな状況でも自分を見失うことは避けられる
『所作』を整える= "心の免震装置"を用意する
【所作】= スカイツリーや五重塔に採用されている免震技術 【心柱】
ということになるのでしょう
自分軸を保つ、コアを鍛えていくために
『所作』は有効なツールのひとつなのです
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今日もお読みいただきありがとうございました
今日は【所作】に関する重要なお話しを書かせて頂きました
文章で伝える難しさを実感しております
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明日からいよいよ新学期!
私もようやく、食事地獄・不自由地獄から解放されます
(↑こんなこと言っちゃいけませんが、本音ですwww)
子供たちは憂鬱な日でしょうが、これもまた「修行」です
元気よく送り出してやりたいですね
~ 次回以降の予告 ~
● 人は独りでは生きていかれない
● 【利他】とは?
● 【而今】とは?
● 【所作】に於ける 3つの【業】について ~ を順に記してまいります