熊本あたりを走行中に、いつも仲良くしている鹿児島のお友達から連絡が入り
自宅とは正反対の 鹿児島県志布志へ向かうことに
ウミガメの卵から子ガメが産まれる瞬間に 巡り合わせていただきました
志布志市の通山小学校には 校庭の一角に、ウミガメの卵の孵化場が設けてあり、私たちがついたころ ちょうど子ガメが砂から出てくるところでした。子どもたちはもちろん、私と主人もはじめての経験です。
今回 孵化したのは、今年6月に産まれた90個のたまご。その中から この日、無事に産まれた子ガメは59匹でした。
砂の中で出てくることが出来なかったカメ、
卵のまま、腐ってしまったカメ もいました。
中には、1番に産まれたけれど、まだ暑い時間に早く出てきすぎてしまい 保護される前に亡くなってしまったカメもいたんだそう。。
生命の誕生。
産まれるって、お母さんだけでなく 赤ちゃんも命がけ。。
元気な59匹を連れて海へ。
1匹ずつ やさしく砂浜へおろしてあげます。
甲羅がひっくり返っても 頑張って自分の力だけで元にもどる。
見ている私たちが 何度も手助けしてあげたくなるけれど 子ガメは自分の力で海をめざします‼️
最後までなかなか 海にたどりつけない子ガメ2匹を 見つめながら 涙がでました。
子どもたちも自然と『がんばれー』と声があがります。
今回、指導してくださった方が カメは20年かけて大人になること。大人になってまたこの海に帰ってくること。無事に帰ってこれるのは5000匹に1匹だということ。を、教えてくださいました
そして、カメは生まれた時から お母さんもお父さんも側にいない。親がいること、家族がいることは幸せなこと。と話してくださり、親子で学び、考える時間をもちました。
志布志からの帰り道。。
車の中では カメの話題でもちきり。
カメさん、頑張ってほしいな♡
カメさんが大人になったら 僕は28歳だね♡私は26歳だー♡ママもう おばあちゃんじゃない?笑
カメさんに会いに また志布志の海に行こう‼️
子どもたちから そんな言葉がきけて 面白かったり、嬉しかったり。命の大切さ、尊さ、感じてくれていたらいいな。。
本当に親子で ありがたい時間でした。
志布志のみなさん。
誘ってくれた かおりちゃん。
ありがとう‼️