こんばんは。
シベリアンです。
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『小倉記念の穴馬探し』
PART1 ----------------------------------------
「小倉記念」の穴馬探しをお届けします。
『小倉記念』は、8月10日（日）に
小倉で行なわれる古馬ハンデ重賞です。
まず、下記から診て頂きましょう。
（カッコ数字）は人気順。
09年2着 ホッコーパ（1）七夕賞3着
10年2着 バトルバニ（4）七夕賞3着
11年1着 イタリアン（4）七夕賞1着
12年1着 エクスペデ（3）七夕賞8着
2着 トーセンラ（1）七夕賞2着
13年3着 マイネルラ（1）七夕賞1着
これは、近5年の小倉記念の
好走馬15頭のうち「前走が
七夕賞」だった6頭の顔ぶれです。
このように、最近の小倉記念では
毎年最低1頭ずつ七夕賞組が
馬券圏に絡んでいます。
しかも、その大半が七夕賞で
好走していた馬。小倉記念で
好走するためには『酷似重賞』の
七夕賞が絶好の予行演習に
なっていることが容易に想像が
つくワケですが、但し、上記の
6頭はすべて「上位人気馬」。
七夕賞好走馬→小倉記念でファンが
手を出しやすい存在と言えますから
「七夕賞好走馬は小倉記念でも
よく好走するけど、どうしても
人気になってしまう」ワケです。
では逆に、小倉記念で好走する
「人気薄の穴馬」は、どんな
ローテーを辿って小倉記念で
好走しているのでしょうか？
近5年の小倉記念で5番人気以下で
好走した7頭の前走を診て下さい。
（カッコ数字）は人気順。
09年1着 ダンスアジ（16）目黒記念13着
3着 クラウンプ（9）米子Ｓ1着
10年1着 ニホンピロ（9）新潟大賞典3着
11年2着 キタサンア（15）新潟大賞典8着
3着 リクエスト（8）米子Ｓ7着
12年3着 ナリタクリ（9）新潟大賞典7着
13年2着 ラヴリーデ（5）ダービー7着
新潟の2000m（新潟大賞典）、
あるいは阪神1600m（米子S）など
「スローからの上がり勝負になる
ことが多いコース」でいい結果を
残せなかった馬が、目立ちます。
つまり「スローからの上がり勝負に
向いているタイプではない」馬が、
そのようなコースで行なわれた
前走で上がり勝負に苦戦した後、
逆に上がりが掛かるタフなレースの
小倉記念で「一変」した…という
パターンが多い、ということ。
じつは、小倉記念に限らず
小倉の芝2000mにおいては、
そのような「前走、スローからの
上がり勝負のコースで適性を示せず
苦戦した馬」が一変して好走する
シーンが、しばしば発生します。
小倉芝2000mは、スピードの
出る平坦直線部を一杯に使って
先行争いを繰り広げるため、
序盤は速めのペースで流れます。
最も標高の高い部分へ向かう
1～2コーナーの上り坂で
一旦スローダウンしますが、
今度は残り1000m前後から
各馬が早々とロングスパート合戦。
ラップの凹凸がかなり大きく
ガマンくらべの様相も呈する、
非常にタフな距離条件です。
「スローからの上がり勝負」の
新潟2000mや阪神1600mとは
真逆の性質を持つシビアなコース。
よって、新潟の2000mや
阪神1600mなどで直近に凡走した
馬は、小倉記念をはじめとする
小倉芝2000m戦では穴の絶好の
狙い目。実際に近年の小倉記念でも
上記のように、それらの「ヌルい」
舞台での前走で凡走していた馬が
続々と穴をあけているのです。
直近成績が悪いからといって
単純に軽視していては、穴馬券は
取れません。直近の大敗が、その
ような「ワケありコース」での
ものならば思い切って度外視する
ことも穴馬券へのてっとり早い
早道です。
ともあれ、小倉記念でぜひ
注目したいのは「スローからの
上がり勝負だった直近レースで
負けていた馬」となります。
小倉記念のその他のレースの
傾向については、PART2記事で
お伝えします。
PART2に続きます。
以上です。
シベリアン
追伸
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