こんにちは
ヒプノセラピーのセッションのご紹介です
クライアント様に許可をいただいて少し詳しくご紹介します。
今回は、私目線でのセッションのご紹介になります。
このクライアント様は元々アーユルヴェーダを受けにいらした方です。
その中で恋愛のお話になり、
少し悩んでいらしたのが最初の出会い。
次にいらした時には、失恋したとご報告を受けて、気丈に振る舞っていらっしゃいましたが、
痛みや辛さは滲み出ていました。
アーユルヴェーダでお体に触れる中でも、
冷えがあること、
それ以外にも、きっとずっとずっと以前から
不安感を抱えておられる印象を受けました。
思い切ってヒプノセラピーをご提案して
先日、初めてのヒプノセラピーセッションを体験されました。
初回は、イメージすることに慣れたり、癒しを目的としています。
あまりキツイ過去などはショックが大きいと良くないので、年齢退行は避けて
インナーチャイルド癒しセッションをご提案します。
今回は、なんとなく、過去生退行セッションがいいような気がして
インナーチャイルド癒しセッションから始めて、続けて過去生退行に入りました。
予感していた通り、クライアント様(ここからNさんと呼びます)は
スムーズに催眠状態に入りました。
しょっぱなから、どんどんイメージ、ビジョンが見えてきたようです。
Nさんからは、そのような雰囲気が出ていたので、やっぱりという感じでした。
インナーチャイルドセッションはスムーズに終えました。
続いて過去生退行セッションです。
南国の少女が出てきました。
彼女は、お兄さんを待っていました。
お兄さんは、他の島(他の国)へ仕事に出て久しぶりに帰ってくるという場面です。
彼女にとってお兄さんは大好きな存在で、尊敬しているようです。
次の場面では、少女は学校で語学を学んでいました。
お兄さんの側で一緒に仕事がしたいという思いがありました。
その為に、頑張らなきゃ!と語学を学んでいました。
次の場面は、お母さんと2人の場面でした。
その時点で少女は35歳になっていました。
大好きなお兄さんは亡くなっていました。
お母さんと2人で暮らしながら、語学力を活かして、通訳のようなお仕事をしていました。
彼女の心にはお兄さんを亡くした痛みが残っていました。
次の場面では、お母さんがもう助からないかもしれないというような病の状態でした。
彼女はできることをしよう!と静かに眠っているお母さんを眺めながら思っていました。
そして、次の場面、彼女は70代になっていました。
学校で子供達に語学を教えるティーチャーでした。仕事にはやり甲斐を感じていましたが、
すでにお母さんも亡くなっており、
寂しさや孤独感を抱えていました。
最後の場面は、死を迎える場面です。
彼女は1人で自宅で亡くなりました。
最後は穏やかな気持ちでした。
ここから、肉体から離れて、上へ上へと上昇していきます。
先ほどの人生を振り返って、どんな人生だったか、やり残したことはあるか、
今の生に影響していることはあるかを感じて貰います。
Nさんは、孤独感、寂しさが残ったと言いました。
そこが今の人生にも影響していると感じ、
課題でもあると感じたようです。
その後、更に上昇し、光の中へと入って行きます。
そこでは、ハイヤーセルフと対面します。
Nさんのハイヤーセルフ様は、アジアの神様の様な、インドの神様の様な感じを受けたようです。
Nさんからハイヤーセルフ様へ聞いてみたいことを挙げてもらいます。
ハイヤーセルフ様の意識がNさんに入っていきます。
ここからは、私からNさんのハイヤーセルフ様に先ほど挙げた質問をしていきます。
「Nさんが先ほど体験した人生を見せた理由を聞かせてください。」
「孤独感や寂しさを乗り越えること、もっと積極的に人と触れ合っていかなければならないことを伝えたかった。」
「では、Nさんはそうして行くことで、今より幸せに良くなっていくということですか?」
「はい。」
「Nさんが幸せになる為に今の時点ですることはありますか?」
「自分を大切にすること。色んな人と接すること。もっと外に出ていくこと。」
「Nさんの今の人生での目的はありますか?」
「人を助けること。苦しんでいる人を助けること。」
「それは、肉体的に?精神的に?」
「精神的に」
「では、Nさんはこれからどのようなお仕事をやっていくと良いですか?」
「セラピスト。ヒーラー」
「それでは、今後そのような仕事、この人生での目的、苦しんでいる人を助けるという目的を果たしていく為に、今Nさんがすること、できることはなんですか?」
「自分を大切にすること。まず、自分を大事にできなければ、人を助けることはできない。
まずは、そこから。」
「具体的に自分を大切にするために何ができますか?」
「好きなことや、興味を抱いたことはやればいい。」
「Nさんの肉体の状態、健康面はどうですか?
何か問題はありますか?」
「体が冷えている。」
「冷えに対して何か対策を教えてください。」
「自分を大切にすること。愛すること。」
「冷えは、自分を大切にできていないということから来ているということですか?」
「はい。自己否定したりしているから。
それが原因で冷えている。自分を大切にすること。」
「では、ハイヤーセルフ様、今Nさんにヒーリングを施してもらうことはできますか?
できましたら、お願いします。」
「はい。」
〜しばらくヒーリングが施されています。〜
「終わりました。」
「ありがとうございます。最後に、Nさんへメッセージがあればお願いします。」
「自分を大切にすること。人と接すること。出会っていくこと。」
「ありがとうございました。これからもNさんを見守り、導いてください。」
「はい。」
この後、少しアファメーションをして催眠状態からゆっくりと目覚めていき、セッションは終了しました。
とても、ハッキリとした、初めてとは思えないようなセッションでした。
セラピストの私はセッションの誘導、お供をするだけです。セッションの内容に対する分析はしません。
このセッションを終えて、
お茶をしているなか、
あーー!質問し忘れた!
と私がNさんに関して質問したかったことを
一つ話すと、
「あっ!今きました!それは○○○だからだそうです。」
とおっしゃいました。
チャネリングしてる!!!
Nさんは、このセッションで目醒めちゃったみたいです。元々幼いころからスピリチュアルな雰囲気があったようです。
ハイヤーセルフ様と会話できるようになるのも、もうすぐそこかもしれないなと感じて
どっひゃー!!!と感激したのでした。
実は、Nさんはボディトリートメントのセラピストさんです。
最近海外にも学びに行って帰国されたところでした。
ヒプノセラピーは初めてでしたが、
アーユルヴェーダでは、シローダーラも前回受けられて、
失恋して落ち込んでいたけど
シローダーラを受けたら不思議と落ち着いています。
とご報告をいただいていました。
Nさんには言い忘れましたが、
シローダーラも催眠状態と同じような状態になっています。脳波で表すと、α波以上、θ波、トランス状態までになる方もいます。
周波数が変わると言いますかね、
波動が変わるので、様々な病や精神的問題にも大変効果が発揮されます。
シローダーラはインドでは、ボディトリートメントと必ずセットで行う治療です。
いや、ボディトリートメントができない病の方でも、シローダーラはやります。
サイキック能力が目醒めるキッカケになる方がいるのも納得なのです。
シローダーラを受けて、近日中にヒプノセラピーを受けたことにも目醒めの手助けになったのでは?
と色々な偶然が、必然な様に感じて1人でニヤニヤしてしまいます。
でもNさんは遅かれ早かれこのような目醒めが訪れる方だったと思います。
と、ここまでは私目線でのご紹介でした。
ここから、その日の夜にいただいたLINEです。
いやはや!!
ヒプノセラピーではいつも説明しますが、
今ある苦しみは、今の出来事から引き起こされたことではない場合がほとんどです。
自分自身の潜在意識、無意識に植え込んでしまっている世界観や、自分に対する評価。信念です。
自分の評価を自分で低く持ってしまっている人が山ほどいます。
自分を大切にすること。
自分を好きなこと。
自分を愛すること。
これが、全ての苦しみや病を癒していくことは間違いない事実です。
Nさん、詳しくご紹介させていただきまして、
本当にありがとうございます。
Nさんの体験によって、希望を持つ方、癒される方がいるはずです。
私もその1人です。
ありがとうございました
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【ヒーリングサロンcoto】