子供の目は、何のくもりもない。駅でたくさんの子供を見たけど、みんな素直な笑顔。

こんなに素直な子供達が、なぜ大人になると変わってしまうのだろう。

ある学者は、天文学によって地球が宇宙の中心でないことがわかり、ダーウィンによって人間は神がつくったものではない、つまり人間と地球が選ばれし特別な存在ではないと知ってから、人間の心に不安定な寂しさや悪意が生まれたという。

それも仮説としてはおもしろい。もしかしたら、それが発端なのかもしれない。

しかし、やはり人間は、人間によって悪意を植え付けられるのだろうと思う。裏切り、そしてそこから生まれる復讐心、悪意。
ある意味、悪循環だ。

人間は裏切る存在である、と言った学者がいるが、それはすべての人に当てはまらない。
しかし、前述したように裏切る人間によって悪意を植え付けられる人間もいる。

でも、それを止められる人間もいるのではないかと思う。裏切られても、悪意を持たない人間。不利な存在。いい人間がバカを見てしまう悲しい世の中だ。

自分は思う。裏切るような人間は、この世に必要ないのだと。
裏切る人間が、人を不幸にさせる。きれいな心をもった子供を、悪意に満ちた大人に変える。

裏切り者は、この世から消えていいのではないかと思う。必要ない。これ以上、世の中を不幸にしないでもらいたい。