今日、ちょっと用事があってとある先生の研究室に行った。

用事を済ませて気づいたんだけど、そのフロアは学部の頃の学科の、先生たちの研究室が並ぶ場所でした。


ここに長居してはいけないって思った瞬間、後ろから綾部先生(学部の頃の指導教授)が現れました。

「私、あなたのこと心配してたのよー。論文いつでも協力するから来なさいね」って。

来なさいって言ってたのに別れ際、「あとで電話するから」って・・・。

電話くるのかー。こわいな。厳しいから。


そういえば、綾部先生やつれた気がする。

夫の恒雄先生が1年ほど前に亡くなってから、やっぱり疲れてるのかな。


綾部先生、恒夫先生が亡くなってから、恒夫先生が受け持ってた博士課程の学生を全員引き取った。

大学の近くに家を借りて、そこに恒夫先生の書物や資料を全部移して、学生が自由に研究できるようにしてる。

綾部先生自身も週に何度かはそこに行って学生の指導にあたってる。


すごいおばあちゃんです。

厳しいけど、学生思いのところもある人。最後にお世話になろうかな。