君はいつも自分一人で何でもできるよと、冷たい風が吹き抜けるたび、一人ぼっちで涙流してる。
そんなに肩に力入れないで、この先長いから。疲れたのなら歩けばいいさ、立ち止まることだって許される。

絶え間なく打ち寄せる波に目がくらみ、行き先を少しの間、見失ってただけだよ。
僕のこの声が聞こえるかい?

さぁ今ここへ、ここへおいで、涙をふいて。
重たい荷物を全部降ろしてももぅいいんだよ。


そんなに一人で考えないで、難しいことは無い。
君は必要とされここにいる、それだけは変わらぬ現実。
無駄なことなんて何一つ、この世にはありはしない。
みんなそれぞれ削り合って、磨かれていくから。

足跡一つ一つが君の存在のあかし。
風にかき消されないようにしっかりと踏みしめて。
光が差し込むほうへ。

さぁ今ここへ、ここへおいで、涙をふいて。
消したい過去さえ全部受け止めてあげるよ。

常識に縛られ、求めることもできずに、強がってたあの日にも感謝して!

さぁ今ここへ、ここへおいで涙をふいて。
重たい荷物を全部降ろしてももぅいいんだよ。

もぅいいいんだよ。もぅ、いいんだよ!