CODAとは、両親がろう者であり、その子供(耳が聞こえる子)を指します。


CODA(Children of Deat Adults)の中にも家族構成によって様々なケースもあります。
聴者の祖父母と同居している家族などもいるのですが、ろう者の親と聴者の子供だけの場合、コミュニケーション手段は手話になるようです。


CODAの子供は生まれたときから手話で育てられるため、手話こそが母語となり、第一言語なのです。

今回、CODAの人が書いた記事をちょっと読みました。
実は自分、手話と日本語ってほぼ同じというか、同じように理解できるものだと思っていました。
しかし、どちらも全く違う言語なんですね。
手話は目で見る言語であり、一枚の映像としてとらえるもの。
音声の場合は耳で聞く言語であり、個別の情報を個々にとらえるもの。
手話を学んだことがないから分からないけど、ずいぶん違うようです。

記事によると、CODAの人は日本語で話す事はできるが、やはり手話のほうがコミュニケーションをとりやすいようです。
彼女の場合、まず話したいことを手話で考え、それを日本語に翻訳しながら話すようです。
そのため、もちろん聞くときも日本語を手話に翻訳して理解する。そのため、会話の中で時々タイムラグら生じてしまうのだそうです。


手話は最近になってようやく、一つの言語として多く認められたもの。
でも、彼らにとってはずっと前から大切な母語だったんですね。