結婚しなくても子供が産めて幸せな国になればいいな、の話。 | あたらしい40代からの生き方

あたらしい40代からの生き方

夢を見るのは30歳までだったのは昭和の時代。令和らしい、40代からの生き方を提案!

ごきげんよう。

秋野櫻子です。

 

 

コロナが少しだけおさまってきたからなのか、

また文春砲が、見計らったように仕掛けてきましたね。

 

 

もう、、、どうでもよくないですか?

人の不倫。

しかもどこでどうやってとか・・・

もう・・・下世話極まりなくて吐き気がしてきます。

 

人のそんな趣向、、、、

 

 

興味ないわ!!!

 

それで騒ぐ人、

 

ヒマなの!?

 

 

って思ったりしています。

うふラブラブ

 

 

先日、とあるコミュニティの勉強会に参加していて

婚外子(「非嫡出子」ともいうのね)の世界比率について知りました。

 

婚外子とは、

何らかの事情で婚姻関係を結んでいない男女間から生まれた子供のことです。

結婚して子供産んだ後に離婚した子供は含みません。

 

 

婚外子、と言うと、まあ、色々な詮索はあるでしょうが、

とりあえず、この表をみてください。

 

 

 

 

「世界各国の婚外子割合」です。

 

日本、2.3%・・・・・

ちなみにこの下に韓国が続くんですけどね。

 

日本は、100人に2人くらいの割合。

フランスでは、なんと、2人に1人の割合。

 

この数字から何が考えられると思いますか?


その講師は、女性の依存心が強い、と言ってたの。

 

でもわたしは、うーーーん、と思ったのね。

 


 

日本は、結婚してから子供を作るのが筋だから?

フランスはそもそも婚姻制度に関する考え方が日本とは違う?

 

 

そうだね、文化が違う。

 

 

でも待て。

日本でそんなに劇的に少ない理由はなんだ!?

 

 

それは、

 

 

 

日本は、

結構カンタンに

中絶できるんですよ!!

 

 

 

宗教上の理由もあるでしょう。

日本は医療が高度で充実しているのでリスクが少ないというのもあります。

他にも色々な事情はあるでしょう。

 

 

中絶がカンタンな理由とその是非はとりあえず置いておくとして、

 

なんでわたしがなんか深刻なこの問題にいきなりぶっこんでくるかと言うと、

 

この比率は、

 

日本が抱える、

本質的な社会問題の結果

 

 

のひとつ、だと思うからです。

 

 

 

 

まず、性教育の問題があるね。

10代の望まない妊娠が多いのかもしれない。

 

 

また、成人していても、結婚していない女性

(もしくは何らかの事情で前の夫と離婚成立していない女性)

に子供ができてしまった。

 

どうしよう。

 

家族や親しい友人に相談すると、

だいたいこんなこと言われます。

 

 

「父親のいない子なんて不幸になる」

 

「人様に顔向けできない」

 

「女性一人で育てるなんて経済的に無理」

 

「将来のあなたの幸せを考えると応援できない」

 

 

だから、

 

 

「その子のためにも(この世に生を受けさせることを)諦めるべき」

 

って。

 

 

そして、涙をこらえて子供を諦める選択をするのでしょう。

生まれてくるチャンスを失った命がたくさんあるってこと。

 

 

もう・・・・ここまで書いてて苦しくなってきた・・・・

 

 

 

 

 

あとは、「人様の目」や「経済的理由」

 

の問題について、サクッと言いたいことを言って早く終わらせよう。

(自分で提起したくせにwww)

 

 

 

 

 

まず、人様の目ね。

 

予期していない、望まない妊娠だとしても、

そこに命が芽生えたことは事実。

 

本来、喜ぶべきことなんですよね。

 

けど、日本の価値観や文化がそうさせない。

 

 

それなのに、

もう、

日本は少子化で困っちゃってるんです。

どんどんどんどん子供が生まれなくなってるんです。

働き手がいなくなってきちゃって、

経済はどんどん縮小していくんです。

 

 

だからもう、そんな、家族単位で考えてなんかないで、

とっとと国の政策で

「婚外子応援キャンペーン」

でもやったらいいんですよ。

 

お祝い金支給とか、税制優遇とかして。

 

 

 

子供が欲しい、けど結婚に躊躇してしまう女性だって

優秀な男性や若い生命体をいただいて(それは冗談だけど笑)

堂々と気兼ねなく産めるでしょう?

 

世の中が祝福をして、

シングルで育てる苦痛も受け入れる(マインド的にも制度的にも)ことができたなら

虐待も減るでしょう。

 

 

 

そして、経済的理由。

 

 

ここに働き方改革とか受け入れの企業側の問題とか

いろんなことが絡んできちゃうんだけど

 

一言でいうと、

 

 

女性がキャリアストップしないで働ける環境

 と

本人の仕事に対するマインドと能力向上

 と

働きながらでも子育てを地域でできるような社会

 

 

を構築していこうよ、ってことです。

 

 

 

あ〜〜〜、わかってます、わかってます。

全部、すでに政府も民間も取り組んでることだってこと。

 

 

けど、その問題が解決する以前に、今できること。

 

婚外子も、その母親も、幸せに生きられる価値観を

みんなが認識して変えていけば近づけることなのかなって思いました。

 

 

経済的に自立してて問題ない女性が

「パートナーは欲しくなくても子供だけ欲しい」

って人もいるだろうし。

 

すでに、そうしてる人だっている。

 

ていうか、欧州の多くはそれが婚外子が多い理由かもしれないよね。

 

 

なので、それが日本のスタンダートのひとつになればいいじゃん、って思うのよ。

わたしは夫との間に超高齢出産で生まれた子供がいるけれど、

もし結婚していなかったらその選択もしていたかもしれないししていなかったかもしれない。

 

 

結構過激なこと言ってますかね・・・

でも、前から薄々と思っていたことなんだけど、

今回、上記グラフを見て衝撃だったの。

 

 

 

海外でできていることが

何で日本で出来ていないのかな!?

 

 

まあ、様々な立場や視点があり、多くの異なる意見もあるでしょう。

 

 

不倫でできた子供が認められる社会なんて!

その男性の妻の苦しみったらね。

 

 

受け入れます、受け入れます。

 

 

・・・他、どんなケースがあるのでしょうか。

ぜひ教えてください。

 

 

 

この問題を解決する役割がわたしにあるわけではないけれど、

世の中の問題を知る、気づく、そして自分の考えの軸を持つ。

 

 

わたしは、ジャンルを超えて「伝える」存在でありたいなって、思っています。

 

 

秋野櫻子