最近怒ってますか？
私、最近怒ってないなぁって思っていたので、
SNSで『怒るカラダ／おのころ心平著』を
見かけた時、関係ないなと
最初スルーしてたんです。
でも、何か直感で「買おう」って思って
買って読んだら、
怒ってないどころじゃなく
無かったことにしてただけで
甲状腺の不調や、首コリ・肩こり、
下腹部の痛み（子宮や卵巣）の痛み、
膝の痛みなどなど
ちゃんとカラダが表現してました^^;
（勿論「怒り」が原因だけではないでしょうけど）
読んでよかったです。
ためになりました。
「怒りという感情がなかったら、
人は生きていけません。」
本文はこんな文章から始まります。
「怒り」って、
「あなたの大切なものが脅かされそうです！」
という危機管理アラート。
「痛み」のようなもので、
痛みを感じなければ、ケガや病気に気づかず
動き続けてひどくしてしまいますよね。
「怒り」も、
『何もかもノーチェックで受け入れ続けていたら、
自分にとって本当に大切なものが「何か」も
よく分からないまま、いつか
自分か、自分の人生が壊れてしまう』
わけです。
そこから
「へ～そうなのか」「私のことだ」「なるほど」と
どんどん読み進み一気に読んでしまいました。
怒った時の「やることリスト」についても
書かれています。
その筆頭が
『いい香りを嗅ぐ』ってところが
アロマをやってる私には嬉しかったな。
あと、
激しい怒りが生じたときには
「なにかにぶつけて発散させるのが一番」
とあります。
問題は「何に」ぶつけるかです。
『怒りの感情は、ココロとカラダを
突き動かすほどの強いエネルギーなので、
もっと有効活用したいところ』
おすすめは「カラダを使う単純な家事」。
皿洗いや掃除、断捨離などです。
片付くと気持ちもいいしやったーってなりますよね。
そういえば私も夫にムカついた時、
お皿洗ったり、やろうやろうと思って
手を付けてなかった引き出しの中のものを
捨てたりしてるわ。
怒りのエネルギーを
有効利用してたってことなのね。
あと、
「怒りの器」は肝臓だそうです。
昼間、重力に逆らって、忙しく働いているので
容量は小さくなっていて
夜、横たわると重力から解放されて
元の大きさに回復。
ちょっとしたことであっという間に
沸点に達してしまうような怒りは、
この「怒りの器」の小ささに起因している
といえます。
なので、
よく寝て、「怒りの器」を大きく保っていることが
大事なんですね。
私、肝臓にアルコールを解毒させて
器を小さくしてる場合じゃないですね。
本の中心は、
どんな怒りがカラダのどこに居座るかについてと、
（例えば"頭にくる怒りは逆上怒り"とか
眉間や喉、胸など）
その対処方法などについて
書いてあります。
頭やお腹など大きいところだけでなく、
目や耳、鼻…などにもたまっていくそうですよ。
「怒りを洗い流す」方法もありました。
怒りは無いものにするのではなく、
まず、在ることを認める。
ここが肝心とのことです。
その方法も具体的に紹介されています。
東洋医学で用いられる五行色体表でみると
怒りは爪とも関係しています。
"怒"と"爪"は双方向に作用し合うので
爪のお手入れで怒りを癒すことも
理にかなった方法とのこと。
私が時としてマニュキュアや、
最近はネールシールに夢中になるのも
怒りの浄化なのかなぁ。
あとがきにも、
すごく納得したことが書かれていました。
（"ネタバレ"になるので詳しくは書きませんが）
この本を読んで、
「怒り」は不快。だからこそ大切。
無かったことにするんじゃなくて
人のせいにするのでもなくて
ちゃんと向き合っていくこう。
と、気づかせてもらいました。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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