次女のバレエの発表会で、私は衣裳係の担当だったのですが・・・
裁縫が苦手な私が第2希望にしていた衣裳係を仰せつかり、一瞬焦りながらも、
「まっ、いっか~」
と、請けてみると、なんのことはなく、いろんな方たちとの交流もできて、楽しい楽しい係だったのですよね
衣裳係は、衣裳の楽屋で待機し、出番前の生徒たちに衣裳を着せて、髪飾りをつけて、舞台に送り出し・・・
出番を終えたら、その逆の作業で、こどもたちの表情の変化も可愛くて、可愛くて
合間には、お喋り三昧して
先日の打ち上げでも、
「次も衣裳係をやりたいです」
という人が多く、私もそう想っているのです
そうしたら、後日談で、
「以前は衣裳部屋は怖いところで、倦厭されていた係なのよ」
と聴かされ、ビックリ仰天
誰かが叱られ、誰かが泣いているような楽屋だったんだそう
「遅い急いで」
「○○が出来てないわよ」
「△△、やり直して」
「□□は誰が着せたの違ってるわよ」
・・・みたいな
知らなかった・・・
今回は笑い声の絶えない楽屋だったのですよ
思い起こせば、いい加減(よい加減)のキーパーソンが随所で秘かに活躍してくれていました
衣裳直しに肩に力の入っている若いママに、
「時間はあるからね~ゆっくりでいいのよ」
と、声をかけるベテランママがいたり・・・
使命感で、つい口調がキツくなるママには、
「○○さ~ん、怒ってる」
と、意外なストレートパンチも笑顔を引き出したり・・・
合間に、接待の楽屋に、コーヒータイムを取りつけてくるママがいたり・・・
失敗もなかったわけではないけれど、それも、次に繋げられる材料になったと思えばいい
そんなことを考えながら、ふと浮かんだのが・・・
完璧でないから完璧