寝ても寝ても疲れがとれない
ぐっすり眠れない
そんな悩みないですか?
今日は睡眠についての1回目
睡眠障害の原因や分類についてお話したいと思います。
まず、日本で睡眠について何らかの悩みがある方は
5人に一人(約2000万人)と言われており、
国民病といっても過言ではないようです。
睡眠の状況データです。
約70%の方が睡眠について不満をもっておられますね。
眠りにくいと感じている人は60%強おられるようです。
仕事や家事が忙しくて眠れない
楽しいイベントがあってワクワクして眠れなかった
誰でも経験あるのではないかと思いますが
睡眠薬飲んだ方がいいのかな?
いやいや睡眠薬は癖になるからなんとか自力で眠れるようにしなきゃ
思い悩む日もあるかもしれません。
では、医療機関を受診したほうがいい不眠ってどんなものか見てみましょう
このように、
睡眠障害が1カ月以上続き、なおかつ、日常生活への支障がある場合
に不眠症と定義されています。
日常生活が普通に送れている場合は
気にしすぎないほうがいいですね。
気にしすぎるとかえって眠れなくなったりします。
では、次に不眠症の分類です。
眠れないと一口に言ってもいろんなタイプがあります。
そのタイプは以下の4タイプに分かれます
入眠障害、中途覚醒、熟睡障害、早朝覚醒の4つですね。
右側のグラフを見ると
年齢によって睡眠障害のタイプが違ってくることがわかりますね。
若い方は 寝つきが いわゆる 入眠障害 が
年齢があがってくるにつれ 中途覚醒や早朝覚醒 が
出やすいことがわかりますね。
入眠障害は心配ごとや精神的なストレスを抱えている人や睡眠にこだわりを持っている人、周囲の騒音や、身体のかゆみや痛みによっても出てくるようです。
本人が苦痛を感じていなければ特に問題はありません。
中途覚醒は飲酒や夜間頻尿、加齢により眠りが浅くなることに関係しています。
目が覚めた後、再び眠れたら気にすることはありません。
早朝覚醒は普段の起床時間や自分が望む起床時間より2時間以上早く目が覚めます。
加齢によって起こりやすく、うつ病でも起こります。
早く目が覚めるだけでなく、気分の落ち込みが長く続くようならうつ病の可能性あるかもです。
熟睡障害は睡眠サイクルの乱れで起こります。
浅い眠り(レム睡眠)が長く続き脳が十分に休まらないことで、
日中に眠気を感じるようになるようです。
睡眠時無呼吸症候群や周期性四肢運動障害の人に多く見られます。
次に原因で分けてみましょう。
不眠の原因は大きく分けて6つあります。
これ以外にも環境や飲酒、肥満なども影響します。
では、次にお医者さんが問診で使われるフローチャートです。
詳しく知りたい方は参考にしてください。
しかし、あくまでも目安です。
確定診断は医療機関でお受けくださいね。
最後に、不眠の原因の中で薬原生不眠についてです。
服用されている薬によっても睡眠障害が起こることがあります。
主な薬剤の一覧です。
気になる時はかかりつけ医、主治医、薬剤師に相談してください。
決して、自己判断で中止や減量はしないようにしてくださいね。
セルフケアについても、次回以降に
お話する予定です。
楽しみにしていてくださいね。
今日のお話は『不眠 最高の治し方大全 2021』から引用、参考にさせていただきました。