■種類■
・単発型:いわゆる銭ハゲといわれるような500円玉くらいの大きさまでの脱毛が見られる。
・多発型:単発型のものが頭部にいくつも見られる。
中には患部が拡がり数自体は減るものの範囲が広がる場合もある。
・全頭型:頭部全体の髪がすべて(もしくはそれに等しいくらい)抜け落ちてしまう。
・
体毛にも脱毛が及ぶ。
(全身性円形脱毛症、悪性円形脱毛症とも呼ばれている)
・蛇行型:頭髪の生え際が帯状に脱毛する。
□原因□
決定的な原因は未だ発見されていないが…
◇自己免疫障害:外敵に対抗するはずの免疫が何らかの原因で
本来、守るべき細胞を外敵と誤認識してしまい攻撃してしまうことにより
脱毛が起こる/治らない
―が現在のところ円形脱毛症の原因(有力説)とされている。
■治療法■
・外用薬療法:*血行促進剤(フロジン液)塗布
*ステロイド剤塗布
・内服薬療法:抗アレルギー剤、ステロイド剤の内服
・光線療法:患部に紫外線の吸収を高める薬を塗布し紫外線を照射する。
・局所免疫療法:*SADBEまたはDPCP(希釈液)の塗布
*ステロイド剤の局所注射
*液体窒素の塗布(ドライアイス療法)
・パルス療法:短期間のうちにステロイド剤を大量点滴または高濃度の経口ステロイド薬を内服する。
※副作用が大きいため子どもや高齢者には原則行わない。
*個人でわかる限りのことを掲載しています。(これがすべてではありません)
詳しくは掛かりつけの皮膚科医にご相談ください。