人伝ではあるが、いとこの話を聞いていたら自分が苦しくなってきた。
過去に父親の亡くなった後の後始末を思い出したから。
もう忘れて気持ちの整理もついた話だったけど、いとこの苦労話に昔のしんどかった片付けを思いだした。
毎日1時間半かけて東京タワー近くの古い長家に通い、新し物好きで収集癖のある、金銭感覚のないお金にルーズな父の家の片付けと引き払い。
仕事もしてたし、タイムリミットは1週間。
小6で別居→離婚し26年関わりのなかった父。
晩年は癌を患い長男がサポートはしてた。
でも仕事が忙しくて片付けのメインは私。
電気、ガス、水道止めて、ネット止めて、介護系に連絡してレンタル引き払ってもらう。
ものが多くてデジカメ10個はあるし、往年のミュージックの30本セットが全く同じもの3セットもある。
リボだか分割払いの通販3〜4個ある、個人的な借金の借用書もチラホラ。
荷物は多くて大型家具は引き取るのにいちいち寸法測らないといけないし、それに合わせたゴミシールを貼らないといけない。
在宅ケアを受け始めてて、急変して救急車で運ばれて2日で亡くなったけど、その病院代も払ったし、家賃や光熱費は日割り計算でその都度支払い。
必要な手続きもしつつ、山のような膨大な家具家電荷物と向き合う。
ほんと泣けてきたわ。
母、兄、兄も手伝ってくれたけど辛かった。
…ってなことが思い出されて、あの時の恨みが一時的にだろうけど復活した。
『死んでしまえばみんなゴミ』
父の遺品整理で学んだことです。
そして今回のことを鑑みると、年配の方にいいたい。
自分が何があっても愛する子供や孫が困らないように、徐々に物を減らすとか使わないものを整理してはいかがでしょうか。
自分もものを持ちすぎてるので人のことはあまりいないけど、負の遺産は辛いしんどい。
これを機に私も断捨離しよう。
クローゼットには気に入らないわりに念のためと取っておいて着ない服がたくさんある。
これも私が死んだらただのゴミ。
片付けに手間取らせてしまう。
昔引っ越しが多かった頃は荷物を減らす意識があったけど、今は余計なもの時増えてそのまま。
今の風の時代では身動きが取りやすいようにものは減らして厳選していくのがいいですね(^^)
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