私の祖母は華道の先生でした。
小さい頃は玄関と祖母の部屋の床の間には綺麗な花が生けられてました。
祖母はお花だけでなく抹茶も好きで、茶道具一式を持っており、たまに孫である私達も頂くことがありました。
苦いながらも抹茶の泡が好きだったし、大人になった気分だし、独特のしきたりや世界観が面白くもありました。
…といっても小さすぎてうる覚えですけどね(笑)
母もお茶が好きだったのと、そういうモノは大切に取っておく人だったので、父と別れた後も茶道具は大切に保管していたそうです。
それを聞いていたので、最近お茶屋で抹茶の粉を購入。今日買い物ついでに和菓子屋さんで和菓子を買い、その流れで抹茶を立ててもらいました。
その時に、な、な、なんと、息子が知ってる風に近寄ってきてやる気満々。
そういえば幼稚園の時に週1で色々な体験させてもらえる中に茶道も入ってた。なのでなんとなくはこういうものっていう雰囲気は掴んでるっぽい。
やる気はあれど、ただ混ぜたいだけであんまりばーちゃんのやり方の話は聞いてないので、最初はばーちゃんにお願いする。
残念ながら練り切りは売り切れてたのでそれらしい和菓子を添えて。
和菓子を乗せる懐紙まであるのには恐れ入った。
息子は抹茶を嫌がるかと思いきや和菓子と交互に飲んで、おかわりまでしました。和菓子1人につき2個用意したからちょうどよかった。
家でこういうのを頂けるってなんか優雅。
そしてとっても懐かしい。
たぶん幼稚園か低学年頃の記憶。
この抹茶茶碗もなんとなく記憶がある。
勘違いかもしれないけど。
祖母の代、息子、孫、ひ孫と4世代に渡って使うことができました。
〜抹茶を飲む流れ〜
抹茶を立てたら絵柄を正面に向けて出してくれるので、お茶碗を持ったら正面の絵柄を2回くらい回してズラして正面じゃない部分で飲むのがマナー。
食べる順番は和菓子が先、抹茶が後。
交互に食べ飲み。
食べ飲み終わったら、お茶碗の飲み口を指でさりげなくぬぐった後、絵柄を正面に戻しておく。
お茶を立てて頂いた人に戻す時は片手で絵柄がその方の方に向くように置く。
だそうです。
ザックリなので細かいことが知りたかったら調べて下さい。
私もあとでYouTubeチェックしてみよ。
和菓子を食べる道具(菓子切・黒文字)も持っているそうなので、今度は練り切り買って抹茶を堪能しようと思います。
3世代で抹茶を楽しめてなんかホッコリしました(^^)
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