年長息子。
年少からサッカーを始めて3年目。
完璧主義で負けず嫌いな所があり、練習でシュートが決まらないと悔し涙を流してむすくれてる。
入れば機嫌が戻る。
いちいち一喜一憂すんなや〜、頑張れや〜と思う。
そんな息子が最後の試合形式の後半でやらかす。
いつもはママ達と話してばかりで大してプレー見ない時もあったけど、今回は遠目で見づらくてもわりとしっかり観戦してました。
みんな積極的にボールにアタックしてわりとあたりが幼児ながらも激しめ。幼児クラスは年少から小2まで。
けっこうちょくちょくボールを追っかけて数人で絡み合ってる。そんなシーンを何度も見る。
そして息子、気が付けば怒りの表情でお友達の1人に向かっていく。
ボールがその子から離れているのに後ろからわざと足を蹴りよった。
これはしっかり息子と話し合う面談案件。
相手の男の子の方が年も上で体が強めなのでその後も息子のラフプレーをモノともせずプレーしてたので怪我もなく一安心。
しかし怒りに任せて後ろから足を蹴る息子の卑怯さにショック。
プレーは中断されずにそのまま進んでいく。
息子はその後はラフプレーなくやってた。
最後にコーチが名前を出さずにわざと相手を蹴るのはよくないという話はしたみたいだけど、その声はこちらまで届かず。
私はひたすら息子が戻ってくるのを待っていた。
息子は半泣きの状態で「早く帰りたい」と言う。
しかし「ちょっと話を聞かせて」と腕で息子をガッチリ引き寄せて話を聞く。
私の目から見て息子が〇〇くんにボールじゃなくわざと後ろから足を蹴ったように見えたけどやったかどうか確認。
やったと言うので理由を聞くとプレー中足首蹴られて痛かった。2回目も同じ所を別の子に蹴られて腹が立ち、なぜか最初に蹴られた子を狙ったそうです。
ボールを蹴ろうとして相手の足を蹴ってしまうことはプレー中にはよくあること。それは仕方ない。でも怒りに任せてわざと後ろから相手を蹴るのはよくない。
話をしていくと話の流れからか自分がよくないことをしたのは理解はしたけど、謝るまではいかなかった。私が〇〇くんに謝ったら受け入れてくれてました。お菓子も息子に配りにきてくれてたしさほど気にしてないようでした。でもされた事は絶対イヤだったと思う。
ママにも説明して謝ったけど、その時見てなかったみたいで優しい対応。ホントごめんなさい。泣きそうになったよ。ウチの息子がまさかそんな卑怯なことをするなんて。
でも息子も泣き顔だし十分傷付いてる感じ。
いつもなら練習後は子供達でワイワイお菓子交換するんだけど、我が家はサシで話してて「どうしたの?」「お菓子いる?」のセリフにも大して反応できずにいました。
車に入って車の中でも話す。
「すねあて使ってなかったから余計に痛かったよね。息子の安全管理者としては配慮が足りなかったから私のせいでもある、ごめんね」と謝ったら、「じゃあママに八つ当たりしてもいい?」というので、「でもそれはあるのに付けようとしない息子にも責任あるよね。だから息子も悪いと思うよ。今度からすねあて付けるようにしようね」と話す。
まだ怒りが収まらんのか。
腹が立ったからって一度された事を何度もやり返そうとするのはよくない。怒りに任せて相手を蹴るなら、今後サッカーさせられないし、頭冷やすためにコートから出たらと提案する。難しいかもしれんけど。
あと怒りの発散がソファーを連打になってるから、サンドバッグかパンチを受けるミットを本気で買おうと思っています。
兄弟がいないから子供同士で揉まれることのない息子。アンガーマネジメントが課題なんだろうけど、どうしたらいいのか悩ましい。
しつこいかもしれんけど、寝る前にまた話をした。
ジョジョの奇妙な冒険が大好きで最近アニメバージョンを見まくってる息子に「卑怯ってわかる?」と聞くと理解している様子。
「今日息子が後ろから蹴った行為は卑怯だと思う?」と聞くと顔の表情が無になりながらも認める。卑怯な事はしないで、悔しいなら上手くなって見返してほしいと伝える。
上手くならなくてもいいけど卑怯な事はしないでほしいと言い直す。
そのあとはラフにいつもの日常会話に戻って就寝。
しばらく試合中は息子のプレーを注視しなきゃと思った。許せない怒りモードが勝つとしつこく攻撃性が出てしまう。今までは自分が悔しくて自分の範囲内で苛立ってたけど、今回それがお友達に向いてしまった。
1番してほしくないこと。
すねあてをつけた上で今後どうなるか見ていきます。
こうやって見張ったり責めるのよくないのかな。
まさか自分の子が…と思うけど、まだまだ感情を抑えるなんてできないんだとまざまざと見せつけられた。
人に迷惑をかけない、わざと蹴ることなんてしないってのは生活する上での共通認識だと思ってた。
仮にわかってたとしても足が出てしまった。
コートの上ではコーチの見守りもあるけど、もし見てなかった場合はフォローできないこともある。それで正当な対応をされなかったケースもある。
サッカー選手になりたいという夢があるなら、ルールを守った上でプレーしてもらうよ。
今回みたいな卑怯な真似は許さない。
心も体もイケメンに育ってほしい。
ダメなものはダメ。
相手を思いやって怒りをうまく受け流せるようになっておくれ。
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