す年間で申し込んだ田植え体験の第4弾は収穫祭。

①田植え

②草取り、生き物観察

③稲刈り

④収穫祭、脱穀体験

とやってきて、ついに育った無農薬なお米が食べられます♡


その日は羽釜でお米を炊くのと、呉汁を炊き出しで作って食べる予定。早めに来てくれる有志を募ってたけど、さすがに早いし起きれる自信がなくて早くは行きませんでした。


行くとレトロそうな脱穀機がある。

後ろの稲(山田錦)は今回の脱穀のために用意して下さったもの。フツーの稲より長さがありました。

こっちは籾摺り機らしい。

もみすり機とは、籾殻つきの米を玄米にすることですって。


まずは炊き出しの準備を見て回る。

ゴボウ超デカい。

わさびかと思ったよ(笑)

スパッと切れて新鮮な爽やかな香りが切り口からしました。

ゆずは皮を一生懸命刻んでた。

お子さんも頑張って切ってました。

一晩水に浸けた大豆の豆擦ったやつと思われる。

『大豆を一晩水に浸してそれを擦ったものを呉という』そうです。知らんかった。

大豆を煮るとモコモコのアクがすごく多い。

家で味噌作るために大豆煮る時と同じ感じ。

それらを1時間くらい調理してくれてる間に、手の空いてる人は脱穀見学&体験。


今は機械(コンバイン)でできるけど、あえて昔のやり方を見せてくれている。

足踏みプレートみたいなのを踏んで上下させて脱穀機を回転させる。うまく流れで踏まないと逆回転してしまう(慣れないと意外と難しい)。

うまく回転をのせたら稲穂の際を脱穀機にあてて稲穂から籾を外していきます。外すというかよく飛びます(笑)


取り扱い注意でうっかり手を出しちゃったら、指飛んじゃうくらい危険だそうです。息子と一緒にやらせてもらった時けっこう緊張しました。

ちなみに回転式の脱穀機が出る前はこういうギザギザ刃のタイプを使っていたそうです。見本で両脇手で押さえてるけど、実際は何かにはめてやってたようです。


回転式脱穀機が考案されてから、作業効率が何倍にも上がり普及していったそうな。


そんな体験を終え、炊き出し班があらかた落ち着いた頃、ついに羽釜でご飯を炊く作業へ。

4班に分かれてやりました。


お米を洗う人、火おこしする人に別れます。

我が家は父子ペアと共に火おこしへ。

息子がよそのパパに「オレキャンプで慣れてるから上手いんだよ」ってドヤったこと言ってるけど、マイ道具あるわけじゃなし、慣れない環境でできるのかよ!って思ってました。


そしたらなんて事はない。種火の木のついた薪を隣から一本入れられて、「消えないように考えて」とスパルタ方式。なのでその辺から子供達が必死に燃えるもの(枯葉や枯れ枝)を探す。私は枝持ってきたものをくべたり、もらった新聞紙を火種にして木を燃やしました。あおぐものもないから、新聞紙丸めて筒状にしてフーフー火が強くなるように吹いてました。

羽釜の水加減は手をお米の上に置いてくるぶし位。

これ昔父方のばーちゃんに聞いたお米を炊く目安と一緒でした。


まんべんなくかまどに炎が行き渡った状態で約10分炊く(焼き芋もいれたよ♪)。木の蓋がぐつぐつしてきてピタッとくっ付くんだけど、10分後くらいにその中からツーッと1つ液が流れたら炊けた合図。かまどの炭を全部出してあとはしばらく蒸らします(時間は聞かなかった)。


うちの班は最初に火力が弱かったので、かき混ぜてせいろに乗せる時にやや芯が残ってる感じがしたけど、握って塩むすびにしてる作業の間に蒸れたのかよくなって、やや硬いご飯の仕上がりになりました。

炊き立てだからほくほくして美味しい♡

呉汁も具沢山であったまる♡

焼き芋もほくほくでした♪


年間通しての体験は流れや季節感を感じられておすすめかも。


貴重な体験をさせてもらえてありがたいです☆



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