もう大人だから
口には出さないけれど
相手との関係の中で
「私は悪くない」って思うこと
あるのではないでしょうか？
この間、引越し祝いにいただいたスープは
見た目もカラフルで可愛いし美味しかったです
あなたが心の奥底で
私は悪くない、
あの人のせいでこういうことになっている
そう思うのは
子どもの頃からの
あなた自身の心を守るために
必要な処世術
だったのではないでしょうか
子どもの頃から周りの状況をみて
人に迷惑かけてはいけない
余計なことを言ってはいけないと
手のかからないように
振舞ってきたあなたは
そこまでしなくていい我慢や頑張りを
何気に重ねてきたことでしょう。
子どもだったら口走りそうな
「私は悪くないもん！」
でも、我慢続きのあなたは
それも言わずに
大人になったのではないでしょうか？
もちろん大人になった今
「わたし、悪くないもん」なんて
当然言わない。
むしろ、そんなこと思うなんて
「いつまでも自分はダメなやつ」
と責めたり
「わたしは悪くない」という気持ちと、
「そんなこと思う自分はダメなやつ」
という気持ちのあいだで
揺れ動いているのではないでしょうか？
そして、見せないようにしていても
わたしは悪くないと思っていることが
何かの拍子にチラ見えしてしまった時や
もしかして、この思いバレてしまっている？
とヒヤリとした時
説明のつかないような恥ずかしさで
心の中がザワザワしたりして
そんな経験ありませんか？
このザワザワはなんなのか…
それはあなたが
自己保身に走ってるって
思われたかも
自分に都合のいい言い訳してる
と思われたかも
と感じたからではないでしょうか。
でも、恥ずかしがることないんですよ。
私は悪くない、と思うことで
自分を攻撃してくるものから
自分の心を守ってきたのですから
それでもいいんですよ。
心の中で思ってたっていいじゃないですか！
もし「わたしは悪くない」という気持ちと
「こんなこと思う自分は保身に走っていて
嫌な奴だなぁ」と思ってしまう気持ち
どちらもやめてみたいと思うのなら
まずは
自分の心を守ろうとして
「私は悪くない」
って思ってしまう
そういう自分もいいんだよ
って認めることから
始めてみるのはいかがでしょうか？
私は悪くないと、とっさに思うたびに
「今、私は自分の心を守ろうとしたんだな」
ってあったかい目でみる。
自己防衛本能は誰にだってあるのですから。
それを保身だと責めたところで
誰かが幸せな気持ちになりますか？
友達も私も大好き過ぎる写真で、幸せな気持ちに
それだったら、
私は悪くないと思うたびに
「今、私は自分の心を守ろうとしたんだな」
って自分を温かい目で見た方が
平和だと思うのです。
自分の心を守ろうとしている健気な自分を
認めてあげることを繰り返していたら
もしかして、
私を攻撃するあの人も
同じように
自分を責めてくる私から
自分の心を守ろうとしているのかも
って
ちょっと思えてきませんか？
私も相手も、どちらも悪くない
どちらも、
これまで傷付くことが多かったから
そうやって子どもの頃からの処世術で
自分たちの心を守っているだけ
また傷つくのは嫌だから
ただそれだけなんだ、
なんかそんな自分も相手も
いい歳して可愛いなって
思えたらいいなと思うのです。
そして自分の心を守る処世術だと思えたら、
次は
自分とは違う意見を言われたら
攻撃だと捉えてしまうのは
どうしてなのか
そちらに注目してみては
いかがでしょうか？
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