年度末。
あっという間に小さな節目がやってきます。
進級卒業シーズンにいつも思うこと。
それはどうしたら子どもたちの、1年の片付けが進まないのだろうということ。
先日、突然気が付きました。
私が何年も抱え込んでいるじゃん!
子どもたちが積極的にできるわけない。
抱え込んでいたものは、これ↓
これは私が学生時代から抱え込んでいた、スペイン語の辞書。
当時英語とスペイン語の教員免許を取得したこともあり、
そばにおいておくのが当たり前と思っていました。
結婚してからも本棚の片隅においておきました。
スペイン語中辞典、高かったな、希少だったし捨てられないと思い込んで早ウン十年…
高かったと思ったのは、18歳の私の感覚だから。
希少だと思ったのは、自分がそれまで手にしたことがなかったものだから。
結局全然使わなかった!
そしてこれから勉強し直すとき、最新のテキストや辞書を使いたくなることだろうと思うのです。
後生大事に保管しておいた辞書や関連資料は全てあっさりお別れ。
スペースができて気持ちがいい。
だから子どもも動くかと言ったら、そうではなくて。
辞書などを捨てて得られたものは、スペースだけでなく、
子どもたちへ強要しない心のゆとりでもありました。
今度はどんな思い込みから開放されるのか。
そんな自分が楽しみになりました。
お読みいただきありがとうございます。