今年の抱負に掲げていたとおり、この夏はコンクールに挑戦してきました。
初めての経験でしたが先生や他の生徒さんにもいろいろと教えていただき、レッスンも当日もとても楽しんで参加できました!
本番までの準備期間は4か月半、初めに先生からアドバイスがあったのが、体力づくりでした。
シャンジュマン100回とかHIITでも縄跳びでもよいのですが、自分の最大心拍まで一度心拍をあげておき、30-60分の休憩後にヴァリエーション1曲を踊る、という一連の流れです。
たまたま私の選んだ作品が他と比べて長いのでこのように指示があったのですが、バーでアップしたあとにグランジャンプしてみたり、走ってみたりした結果、最後まで意識をもって(意識もうろうでなく)踊り切れるようになりました
発表会本番当日のゲネプロで、フルパワーで踊っていない生徒(大人)に「しっかり動いておかないといとあとが辛いわよ!」という先生の言葉をよく聞くのですが、その意味がようやく分かりました。
ちなみに、心拍上げておけば後がラクというよりは、一度行ったことのある苦しさをもう一度味わうだけ(心も体もびっくりしなくてすむ)というのが私なりの解釈(笑)
そして今の先生にパーソナルに見ていただくのも初めての事でしたが、やはり言葉がダイレクトに来るし、説明の理解も速くて効率が良かったです。グループと個別と両方のレッスンを続けることが大切だと感じました。
なにより、例えばドゥバンに出す足の角度もアームスの高さも、すべて理由があって決まりがある、という事を痛感しました。長くお稽古している中で、自分がいかに「やっているつもり」になっていて、なぜ、そうしなければならないのかも解かろうとしていなかったことに
そのベースがないために、作品の稽古に入ったときにポジションに入らない、似ているけれどニュアンスが違う、といった事の連続でした。
自分だけのバレエを大切にしたいという思いは今も変わりませんが、それ以前のポジション、日本語で言えば「てにをは」の部分を間違っていては伝わらないので、テクニックと併せてしっかりレッスンしていきたいです。
そして、大人としてテクニック以上に大切になってくる表現の部分は、審査の先生から頂いたコメント、先生からの表情のリクエスト(かわいく~♪とか、フレッシュに!とか)が大変参考になりました。
自分で作る間、目線と鼻の位置の関係など、普段のレッスンからしっかり見せていきたいです。