何もすることがないとざわざわする


どこにも行けないともやもやする
 


誰にも会えないと しくしくする


止まってみてわかった自分の内側
 


止まることに慣れてない


止まることが駄目だと思っていた
 


止まると置いてかれる


 止まると取り残される
 


止まるとうまくいかなくなる


 止まると何もできてない 


そうやって走り続けてきた


 一生懸命走ることが私の幸せに繋がると思っていた 


何もしない 


何もできない 


どこにも行かない
 


誰にも会わないことがこんなにも怖い


でももう走らなくていいよ


 止まってもいいよ 


 何もしなくてもいいよ 


 何もしなくても 


 何もできなくても 

 
どこにも行けなくても 

 
誰にも会えなくても


あなたは生きてるだけで十分よくやってる 


十分価値ある存在だ 


 止まってみて見える光がある
 


立ち止まって見える輝きがある 


ベランダに輝く新緑の葉
 


大地の優しさが伝わってくる裸足の感触
 


心地よく吹いてくる風
 


虹色に光るまぶたの上の太陽


 全身に太陽を浴びる 


 身体がほっとする 


 心が温かくなる 


 今ここに生かされてる感謝が沸き上がる
 


時間が止まったら見える豊かな世界
 


止まっても大丈夫 


 止まっても豊か


 止まっても幸せ