顎関節から作られる、症例と可能性 | 元渋谷 スマイル整骨院のブログ

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顎関節は、とても重要な関節です。つまり あごの骨のつなぎ目です 場所は耳の辺り。

噛み合わせから 頭痛などを引き起こし ひどいときには視力にまで悪影響を及ぼします。
顎関節症と診断され 歯科医に行くと 安易に奥歯を早く到達させ すり合わせ出来るように
奥歯を高くして 解決しようとするのが 一般的です。

でも この考え方が とてつもない大間違いなのです。

奥歯を高くすると てこの応用で その奥歯が支点となり
遠い距離のところにある前歯で 物をかもうとすると・・・・
そうです。 顎関節が 外れる方向に(下に)力が 加わります。
噛もうとするだけで あごが 抜けちゃうのです。


今度は 審美的に歯科医での 噛み合わせ治療となると。。。
奥歯から2番目の歯を抜歯し 歯の噛み合わせ悪いなら 噛め無いようにして
前歯だけで そろえる。(つまり何も考えて無い) そうすると 奥歯がなくなるので 歯の抜けた
お年寄りのように くしゃっと顔が縮む。 つまり 小顔になったでしょ?
というための 治療というか 悪改造手術です。

しかも なぜ?奥から2番目か? それは2番目を抜くほうが
もっとも奥にある歯をぬくより やりやすいからです。
2番目がなくなると どのみち 奥歯も支える歯がないために
前にずれてきます。結果 もっと小顔になれるかもしれません


今度 そうなると 奥歯で噛もうとすると。。。前歯が先につっかりそこが支点となり
到達しない 奥歯を一生懸命 接触させようとすると
顎関節を今度は 押し込むように上に 脱臼させてしまうように
力がかかるのです。

これらの処置の結果 頭痛、肩、首、背中、はては腰痛の原因となり
丁度首の真ん中あたり(頸椎5番)の変形性頸椎症や
その部位が椎間板ヘルニア(首のヘルニア)になる可能性がでてきます。

すっごーーく重たいものを持ち上げた時を思い出してください。
強くかみ締めると 首にも痛みが走ります、顎と首がつながってるからです。

顎関節の支点は 本来 顎関節自体じゃないと いけないのです。
ハサミで説明すると。 紙を切ろうとしてるのに 真ん中に硬いものはさんで
刃先を握って 紙を切ろうとしたり
先端に硬いものはさめて 無理やり内側で切ろうとしたりすれば
ハサミのもともとの つなぎ目に 負荷をかけて つづければ壊れちゃうのは
当たり前です。

当院の治療後に 噛みあわせが 自然な位置に変わったと 言われる患者さんが
多数おります。 もし 顎関節の不具合でお悩みであれば まず当院で調整治療後に
さらに 噛みあわせの施術を受けるのが もっとも理想的だと思います。

どうぞ ご相談ください。