ダイヤモンドの石留めの種類
ダイヤを留めたジュエリーというと爪でダイヤを押さえている形状が思い浮かぶ方が
多いのではないでしょうか
ダイヤの石留めには色々な種類の留め方があり、
職人さんによっても得意、不得意があるのでご購入時は爪や留め方をよく見てみてください
酷いものだと、今にも石が外れそうな感じでかろうじて留まっているなんていうものもあるんです…。
さて、本題の石留めの種類についてです
■ふせ込み(フクリン留め)
石の周りを地金が1周覆う留め方になります。
長所…シンプルで洋服などに引っかかりにくい。
短所…石が少し小さく見えてしまいます。並べていくつも留める場合は1つ1つの間が他のものに比べると空いてしまいます。
■玉留め
地金を削り4か所で爪を作って石を押さえ込みます。
長所…4点で留める玉がとてもキュートです。
長所…洋服などに引っかかってしまう場合があります。
■マス留め
四角い升の中に石が留まっているように見え石が強調される留め方です。
長所…石がとても目立つ見栄えになります。
短所…角が目立つ留め方なので女性らしい優しいイメージではなくなると思います。
■彫留め
マス留めを連続して施す留め方です。
長所…石を敷き詰めるように留めるので地金と石がとても綺麗に輝きます。
短所…高い技術を要するのでしっかりとした技術がないと爪の形状が汚かったり石が外れやすいものになります。
まだまだ色々あります
■五光留め…星のような形に掘られた地金の中央に石が留まります。
■レモン留め
■縄留め
■チョコ留め
■レール留め
■はさみ留め
おそらく、まだまだいっぱいあると思います
相撲の技のようですね。写真でお見せできれば良かったのですが在庫が無くてすみません
シンプルな留め方ですとそんなに差が目立たないですが、
パヴェのように多くの石を留める物に関してはしっかりと爪や留まり具合をチェックすることをおすすめします
地金に際してダイヤのトップ上面が平行に留められているかがポイントです。
斜めになっていたり、ダイヤを押さえている爪が極端に出っ張っていると
何かに引っかかったり石落ちの原因になるのでじっくりチェックしてみてくださいね