ちょこっと南魚沼⑤〜貝掛温泉 | ある晴れた日の午後に

ちょこっと南魚沼⑤〜貝掛温泉

2024.05.15(水)

昨日から同じ道を行ったり来たり走ってます^ ^


2日目の宿は苗場スキー場からも近い温泉宿


事前情報では宿への道が狭く通りにくそう


細い急坂道を下り


その先にある橋を渡ったところにその宿はあります


車一台が通れるだけの橋は車と人さえもすれ違えないほどの幅しかありません


小さい車をレンタルしてよかったと思いました


時間的にも向かってくる車はなく無事に宿に到着です


貝掛温泉


歴史のある温泉宿で温泉地としては鎌倉時代から700年も存在しています


本棟と玄関棟があって


今回泊まったのは本館棟で明治二年に建てられた建物とのこと


ただ客室内はリニューアルされ清潔感があり古臭い感じはなく天井に見える太い梁に昔ながらの建物を感じることができます


部屋の前の池は温泉が流れ込んでいて常に鯉は温泉入浴中みたいです^ ^


部屋にあったマップを頼りにあたりを散策することに


貝掛温泉は昔からの一件宿


山に囲まれた温泉地にはこの宿以外の建物は何もありません


前を流れる勝沢川には釣り人の姿もあり大きな魚を釣り上げていました


その川を上流へ少し遡ったところにある快眼の滝


マイナスイオンをたっぷり浴びて^ ^


滝から戻ったら宿を横目に通り過ぎ


あの細い橋の方へとやってきました


最近あちらこちらで熊の被害を聞きますからちょっと怖いですね


部屋に戻ったら温泉に入ってからのこの至福の一杯

新緑に囲まれた露天風呂は本当に気持ちいい!!

ただこちらの温泉は源泉が37度と低めなのでなかなか身体は温まりません

長湯を楽しむのも一興なんですが逆に疲れちゃいそうなので加温されたお湯で温まりました^ ^


さて夕食は5時半から


手始めの手始めにビールから初めての利き酒セットの予定です


テーブルには前菜、お造り、煮物がセットされ


前菜にはホタルイカの山葵漬けやこごみ胡麻和えやふきのとう味噌などなど

お造りの美雪鱒は南魚沼のブランド鱒です


もち豚の出汁しゃぶも揃ったところで


名物の薬膳玄米粥も温まりお食事スタートです


先ずはビールでスタートして


予定通り利き酒『特選』を

八海山 鶴齢 白瀧酒造と地元酒蔵のハイクラスのお酒の飲み比べです


折角なら飲み比べの飲み比べとしてそれぞれの普通クラスの利き酒セットも飲んでみることに

結論からいうと普通の方が口に合うような^ ^


途中で運ばれてきたアコウダイのみぞれあんかけでちびちびと飲み進め

写真を撮り忘れた塩沢産コシヒカリのご飯をいただいたらお腹いっぱいです


甘味のコシヒカリアイスで〆


南魚沼はじめ良質な水が豊富に湧く地だからこそ新潟には名酒が多いんでしょうね


館内に飾られた昔の貝掛温泉の様子を写した写真の数々


昔から温泉って人々の身体を癒してきたんだなぁ


テレビ番組の取材で訪れた芸能人も多いですが

圧倒的に加山雄三さんの訪問率が高いです

プライベートなんでしょうね毎年訪れているみたいです


昔使われていたと思われる電話や時計や8ミリカメラなどが並べられあちらこちらにレトロ感が漂います


やがて山間の温泉宿も夕闇に包まれはじめ


書き忘れていましたが貝掛温泉は目の温泉とも言われ流れ出る源泉で目を洗うといいらしいです

それだから目玉親父がいるのね^ ^


なんたって5時半スタートの夕食でしたから寝る前には小腹が空いてしまい

そんなことを見越した訳ではありませんが魚沼の里で買ってきたおにぎりで満たされました^ ^


夜になってから降り出した雨が深夜には本降りになり今朝も雨が続くのを覚悟していましたがなんと晴れてきました

でも時折パラつく霧雨がまるでダイヤモンドダストのように陽の光にキラキラ輝いて綺麗でした


朝ごはんは旅館の朝ごはんらしくてこんなの大好きです


ご飯はもちろん南魚沼塩沢産コシヒカリ

朝から美味しくいただきました!!


前泊の里山十帖とは全く違うタイプですがこちらも満足度は高かったですね

連泊客も多くこの日も満室だったのが納得できるいいお宿でした