「母親ならポテサラくらい自分で作れ」

 

のTwitterの昨日のTLに、

 

なんだと〜!?ムキーと、

私も怒りまくった一人です。笑

 

ちょうど、先日、

 

「『この味がいいね』と

君が言ったから

七月六日はサラダ記念日」という短歌が、

 

 

 

一大ムーブメントを起こした1987年を

しみじみ思い出していたところです。

 

サラダを主菜にされておられる方も

いらしゃると思いますが、

 

我が家では、肉類、サラダ、ご飯、

ちょっとしたつまめるモノ、

おかずのり。明太子あたりで、

夕食を済ませます。

 

毎日、きゅうりを切っています。

トマトもそれなりに切っていますが、

 

特にストレスなのが、

きゅうりの輪切りです。

 

私は、家事を10歳からしていますが、

きゅうりの輪切りを

一度も床に落としたことがない。

なんてことが、一度もありません。

 

毎回、床に必ずひとつは、

コロコロコロ、、と、転がって、

床にペタン。ときゅうりが落ちてしまいます。

もう!チーン

 

うちのサラダは、簡単です。

レタスを手でちぎり、サッと氷水に通し、

ザルにあげ、きゅうりの輪切りと

最近までは、新玉葱が出回っていたので、

薄切りにして、水にさらしたやつと、

安かったらパプリカ、そしてトマト。

それらを積み上げるように盛るだけです。


 

キューピーのシーザーサラダドレッシング

さえかけておけば、文句も言わずに、

息子は食べてくれます。

 

簡単サラダと言っても、

実は、この作業が一番手間です。

程よく水気を切るとか、

レタスの鮮度チェック、

玉ねぎ、きゅうりを薄く切る作業は、

結構苦行です。

トマトも包丁の切れ具合が悪ければ、

べちゃってなるのが、うう、って

くじけてしまうので、

プチトマトを積極的に買ったりします。

 

メインの肉類なんかは、

サッと炒めるだけ、とか、

焼くだけ、とかで済みます。

 

しかし、毎日の野菜摂取に

サラダは、必須で、

創意工夫が必要なことを、

「母親なら」とか「くらい」とかで、

言ってのけるこの無神経さに

やはり炎上するのでしょう。

 

時代は、令和だぞ。笑

 

ポテトサラダは、

とても技術が要る特別な料理です。

このツイートをされた方は、

そのことを知らないでいるから

余計に腹が立つ。もう!笑

 

じゃがいもの湯で加減、

潰すのに力が必要なこと、熱いしね、

人参を入れるなら、それもボイルしなければ、

そしてきゅうりは、輪切りにして

塩を振ってギュッと水気を絞らなければ、

ハムは千切りにして、

玉ねぎもスライスして、

水にさらして水気を切って、

じゃがいもが冷めるか冷めないかの

タイミングを見計らって、

具材、マヨネーズ、こしょう、

そしてそれぞれのオリジナルの隠し味を

入れて、馴染むまでかき混ぜ、

それぞれの味が馴染むまで、

冷蔵庫で冷やさないといけません。

リンゴ、私は入れません。笑

 

10分やそこらでチャチャっと

できるモノではないんです。もう!




本日も、読んでくださり、

ありがとうございます。

 

 

 

高校の家庭で、

きゅうり一本を輪切り

1ミリ以下で何分で切れるか。

をストップウォッチで計るテストが

ありました。

うちの高校だけだったのかなあ。

 

いつも毎回、切るたびに思い出してね。


 

ポテトサラダは、

少しでも水気があったら、ダメです。

一切の手抜きができない料理です。

順番も間違えたら納得がいかない

厄介な料理です。

 

よっしゃー上出来!照れグッと、

成功したとしても、

だいたい、「無言」で、

食べられてしまう悲しい副菜です。

そして、腐るのも早くて、

三日連続出すと、嫌な顔をされます。

 

だから、買ってしまうのが、

いいとわかっています。

 

 

 

 

お金をかけまいと、

いろいろ「手作り」してきました。

 

短大の実習でも、あの頃は、

百均なんかなくて、

安い布の問屋さんを探しては、

ミシンでカタカタ縫って、

作品を作ったり、

廃材をもらったりして、

金槌、ノコギリで作品を作っていました。

 

お金持ちのワンレンボディコンの

違うグループのクラスメイトたちは、

東急ハンズで、手っ取り早く材料を

手に入れ、それらがやっぱり、

見栄えがいいし、

時間の効率もいいので、

かつて友達は、

「作るより買う方が良いしおいしい」という

名言を私に残しました。

 

そして、今、深爪さんの、

「惣菜は、心のゆとり」と、

Twitterで名言を流されました。

 

 

 

 

ま、でも、時間が、

心のゆとりがあれば、

やる気さえあれば、

ポテサラくらい作るけどね。笑




 

「おかあさんは、まだ、

本気を出していないだけ」真顔チョキと、

 

最近息子にしょっちゅう言っています。

 

「早く、本気を見せてくれ!」ニヤと、

言われています。笑

 

いつも本気なのにねえ〜。てへぺろ

いやいや、面倒です。笑

 

栄養がたっぷり詰まった

ポテトサラダ。

手作りのそれは、

愛情がたっぷりあって、

手間もあっての完全食です。

 

きっと、彼らは、たまに、

無性に食べたくなるんでしょう。

 

「母親なら」の言葉に、

「作ってほしい」が込められているのなら、

それも悪くないのかもしれません。

 

ポテサラ、なめんな。

って思っています。

宮川大輔のような「うまーい!」って

オーバーリアクションでなくていいから、

ぼそっと「いいね」って言ってくれたら、

それで丸くおさまる話なのにね。

ときめく一句が作れるくらいに。




 

 

あなたにとって、

素晴らしい一日でありますように。音譜

 

今日一日、いま、ここ。ドキドキ