考えたくはないですが、
家族の生活を支えてくれているパパに
もしもの事があったら・・・。
悲しみを乗り越え、
なんとか残された家族で
生活していかなくてはなりません。
生活して行くにはお金が必要。
そこで
リスクに備えて生命保険に入りましょう!!なんて
いきなり言いませんよ。
安心してください。
まずは、
国からもらえるお金を計算してみましょう。
国からもらえるお金は2種類あります。
遺族基礎年金と遺族厚生年金です。
遺族基礎年金は自営業、会社員の遺族がもらえます。
この基礎年金には受給要件がありますが、
子育て世代のパパの場合、
扶養家族に
18歳到達年度の末日(3月31日)までの子どもがいる
もしくは、
20歳未満で障害年金の障害等級1級または2級の子どもがいる
そして、
パパが亡くなった月の前々月までの1年間の保険料を
納付しなければならない期間のうちに、
保険料の滞納がなければ
遺族基礎年金を受給できます。
詳しい受給要件が気になる方はリンクを貼っておきますので
ご覧くださいね。
http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/izokunenkin/jukyu-yoken/20150401-04.html
そして、
遺族厚生年金は会社員(厚生年金加入者)の遺族が、
遺族基礎年金にプラスして一生涯もらえます。
一体いくらくらいもらえるの??ですよね。
モデルケースで見ていきましょう。
田中さん家の場合
パパ35歳 会社員歴12年 平均月収30万
ママ30歳 専業主婦
子 4歳、2歳
現時点で、
田中家のパパにもしもの事があった場合、
残された家族が国からもらえるお金を試算してみますね。
今回のシミュレーションは
遺族基礎年金と遺族厚生年金
どちらも受給要件を満たしているとして計算していきます。
ママ目線でママが1年間に
国からもらえるお金を見ていきます。
ママ 30歳~44歳まで(上の子が18歳到達年度の末日3月31日まで)
遺族基礎年金 約123万円
遺族厚生年金 約37万円
合計 160万円
ママ 44歳~46歳まで(下の子が18歳到達年度の末日3月31日まで)
遺族基礎年金 約100万円
遺族厚生年金 約37万円
合計 137万円
ママ 46歳~65歳まで
中高齢の加算額 約58万円
遺族厚生年金 約37万円
合計 95万円
※中高齢の加算額の受給要件はいくつかありますが、
田中家の場合、
ママが、遺族厚生年金と遺族基礎年金を受給していたので
「子どもが18歳到達年度の末日(3月31日)に達したため、
遺族基礎年金を受給できなくなったとき」に該当し、
中高齢の加算額が65歳になるまでもらえます。
ママ 65歳~
自身の老齢基礎年金 満額だと約78万円
遺族厚生年金 約37万円
合計 115万円
いかがですか??
国からもらえるお金、
意外と多かったでしょうか?
少なかったでしょうか?
例えば
一家の大黒柱のパパに
万が一の事があった場合、
備えるお金の考え方の一例としては・・・
パパ名義で住宅ローンを組んでいた場合、
団体信用生命保険で住宅ローンは返済不要になり
住居費はかからなくなります。
あとは、住居費以外の生活費と
子どもの教育費やその他の支出を計算し
現在の貯蓄額、先ほどの遺族年金や
ママも働く場合の収入もみて、
不足分を保険でカバーするといいですね
遺族基礎年金は子どもが高校を卒業するともらえなくなります。
18歳到達年度の末日(3月31日)
遺族厚生年金を受給しているママは遺族基礎年金がなくなっても
その時点で40歳以上であれば中高齢の加算額がもらえるのですが、
もし、パパが自営業などで国民年金のみの加入で
遺族基礎年金のみの受給だった場合は、
国からもらえるお金はなくなります・・・。
高校を卒業しても、大学や専門学校などへ進学するとなれば
生活費はもちろん、教育費もまだまだかかります。
教育費はどうしましょう?
奨学金を借りますか?
保険で備えますか?
各ご家庭ごとに状況は違います。
わが家の場合はどうなの??
シミュレーションをすると、ひと目でわかりますよ
一度、
ご自身の家計のお金の流れをみてみませんか?
幸せ家計アドバイザー
谷えみ
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