勤労感謝の日の今日は冷たい雨が降っています。
一家のために働く世のお父さんに感謝。お父さんを支える世のお母さんに感謝。そして働けなくても世の平和を祈ってくださる方々に感謝したいと思います。
今日はお子さん連れでSmile the Firstにいらしてくださる皆様、そして地域の子どもを思う皆様にお知らせがあります。
今年6月に超党派(政策の違う政党の壁を越えた)議員によってつくられた「原発事故子ども・被災者支援法」。法律はできましたが、具体的な内容も、対象地域も、まだ決まっていません。
柏、流山、松戸市では対象地域となるよう、それぞれの市民から市長に要望書が提出されています。
我孫子市は、、、まだです。国に提出するのは我孫子市長。市長に「提出してください」と要望するのは、私たち市民です。私たち市民の署名=必要と伝える声、がなければ、対象地域になりません。
この法律は原発事故によって、被害を受けている子どもや住民に対する「避難の権利」を認め、健康面や生活面を支えることを目的に作られました。支援対象地域に指定されると、この法律による支援を受けることができます。それは、支援対象地域での生活を選択しても、避難または帰還を選択しても。
受けられる支援は、定期的な健康診断の実施をはじめとする健康への影響に関する調査。子どもと妊婦さんについては、医療費の減免を受けることができる、とあります。
被災地では復興にはまだほど遠い地域も多いと聞きます。私たちよりももっと早急に手を差し伸べられるべき方々がいるのではと思うと、自分たちの地域のことに声をあげることを躊躇する気持ちもありました。でも、そこを選択するのは、支援を必要とする私たちではなく、支援する側にあります。
遠慮の陰で、子どもたちが受けられるべき支援を受けることなく、健康被害が拡がることは、望ましいことではありません。
どんな健康被害が拡がるのか。前例のない原発事故ですからわかりません。わからないから、動かない。ではなく、わからないから、関心をもち、自分で判断する心をもつことが大切だと思っています。
特に情報が届きにくく、放射線の影響が大きいといわれる乳幼児がいらっしゃるご家庭の親御さんに、この法律の情報が伝わるよう願っています。
皆さんの署名を必要としています。趣旨に賛同し、署名の場として協力したいと思います。NPOすまいるとしても同じです。明日11月24日(土)午後6時までSmile the Firstで署名いただけます。お客様の個人情報が店内でオープンになるのは避けたいので、付箋を貼ってお名前と住所の一部を隠しています。
お買い物のあるなしに関わらず、署名したい方はお立ち寄りください。署名を集めるご協力をしてくださる方には用紙をお渡ししたいと思います。