息子が「ともちゃん」とふざけて私を呼んだので
「ともだちみたい」というと、
「ともだちより深いよ」というので
「そうだよね。お母さんのおなかから出てきたんだもんねえ。お父さんより深いよねえ」というと
「お母さんはお父さんとも深いに決まってるじゃん。だってお父さんがいなければ俺を生めなかったんだから」というので
「なるほどねえ~。そんなことを言える子どもをお母さんは生んだんだねえ。お母さんはだめだと思ってたけど、すごいんだねえ」というと
「だめなひとなんていないよ!」というので
「じゃあ、お母さんはすごいんだねえ」とふざけて言ったら
「すごくないよ。平凡だよ。平凡ってことがすごいんだよ」と真顔で言うので
「じゃあ、お母さんは平凡ですごいんだね。平凡ってすごいんだね」と言ったら
「そう、平凡。平凡でいいの。世の中には、すごいも、だめもないの。平凡しかないの。」と。
福沢諭吉さんの「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」を思い出しました。
いやあ~うちの息子ったら、平凡