はくほう保育園、園長先生。
息子が3年間お世話になりました。
卒園後、このたびのNPO法人子育て支えあいの会・すまいるの設立でもたくさんの励ましをいただきました。
現在開設準備中のNPO法人すまいるのホームページで園のご紹介をさせていただくごあいさつにうかがいました。
職員室で園長先生とお話ししていると、若い先生が、腕にコアラのようにしがみつく小さい男の子と一緒に部屋に入ってこられました。
男の子は、きっとお母さんと離れるのがさびしかったのでしょう。涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、ひっくひっくと泣いていました。
思わず、6年前の息子の入園当時の姿が重なって、うわっと涙があふれてしまいました。
ああ、こんなだった、こんなだった。泣き虫キングだった、入園当時。春のにおい。保育園のにおい。
いつも前の晩から泣いたっけ。隠れて私も泣いたっけ。
園長先生がティッシュの箱を笑いながら差し出してくださいました。
若い先生に、「そうだ、トーマスみにいこうか」と誘われた男の子は、ひっくひっくと泣きながらも気丈に、「うん、ト、トーマス(ひっく)、みに、みに(ひっく)いく~(泣)」と先生の腕に抱きついたまま、出ていきました。
大丈夫。
大丈夫。
必ず、「あんなふうに、泣いてたね」って、笑い話になる日がきます。
ママの笑顔が、いちばんの元気のもと。だから、笑っていてあげてください。
・・・私の場合は、笑い話じゃなくて、思いだし泣き笑い話になってますけど