今日は台風上陸で、Smile the First の入り口の外もバケツをひっくり返したような雨。どうか被害が拡がりませんように。大人でもよろけるような突風が吹いたりしますので、お子さん連れの方、くれぐれもご用心くださいませ。
おうちでゆっくり過ごしていらっしゃる方のために、今日はプライベートな話題でお楽しみいただこうと思います。題して「茨城でみつけたブラジル」。
義父の仕事の都合で、数年間をブラジルで過ごした松本家(私がまだ嫁にくるずっと前の時代です)では、テレビ番組などでブラジルとりわけサンパウロが取り上げられたりすると、家族で「サンパウロや~!」などと言いながら懐かしく見ています。義父から聞くブラジル生活の思い出は、異国情緒にあふれていて、とても興味深いです。
さて、そのブラジルですが、ふとしたことから、我孫子から車で30分でいける水海道駅前にブラジル人が経営している商店ができたことを知り、息子と義両親とで行ってきました。
なんでしょう~、私の故郷、茨城に、異国ブラジルがあったとは~。サッカー日本代表チームをジーコ監督が率いていたとき、ポルトガル語を聞くたびに、語尾をほんなげる(放り投げるの茨城弁)感じがちょうど茨城弁みたいだ~と思っていたものでしたが。
その商店の軒先では、いかにもブラジル人なおにいさんがグリルでソーセージを焼いて販売していました。店内には生ソーセージもずらり。ブラジルでは生ソーセージ、よく食べられるそうです。リングイッサなどという名前です。焼き立てにビネガーたっぷり、たまねぎいっぱいのさっぱりしたドレッシングでいただくと美味しいですんです。
ごろごろと無造作に置かれたパンも海外的。ポン・デ・ケージョ(チーズのパンという意味)はタピオカ粉でつくられたもっちりとした日本人の口にもよく合うパンで冷めても美味しく食べられます。おやつにちょうどいいコロンと丸い形(写真右端)もかわいいです。ブラジルからポンデケージョの粉を送ってもらって自宅で焼いて食べたのは焼き立てで特別美味しかったですが残念ながらこちらのお店ではポンデケージョの粉は売っていませんでした。でも大人の片手いっぱいぐらいの大きさのパンがなんと55円!安くて素朴でそのまま食べても十分美味しかったです。
アルファベットが書かれた缶がずらりとならぶ様子はいかにも海外な感じ。ドクターペッパーに似たガラナという炭酸飲料がブラジルではコーラのようにポピュラーです。無添加ではありませんが、ひとくち飲んでみると、あ~ブラジルなのね~という気分に(笑)。フルーツの缶詰も日本では見られないものがずらり。
義母が懐かしい!といって買った瓶詰のタケノコの水煮のような食べ物。サラダにそのままのせていただきました。あっさりしていて、ちょっと白いアスパラに似た味。食べやすくておいしかったです。名前が・・・思い出せません(汗)。聞いておきます!
青山のバルバッコアというブラジルのシュラスコ料理で有名なお店にも以前連れていってもらったことがありましたが、郷土料理ともいうべき豆と豚の耳(!)を煮込んだフェジョアーダや、日本で食べたことがないシンプルだけれど独特なブラジルスタイルのバーベキュー料理が美味しいお店。有名人がふつうに隣のテーブルで食事していることもしばしば、な素敵なお店です。