
スリングの使い方を聞きにいらして下さった親子さん。藤色のしじら織りがとても似合ってらして、本当に素敵でした。前が見たくて体をよじることが増えたようなので、基本抱きとあわせて、前向き抱っこをご案内させていただきました。
お嬢さん、かなり気に入って下さったようです。お花のように可愛いらしい笑顔をふりまいて帰っていかれました。
16kgまでまだまだありますから、いっぱいいっぱいスリング使って、いっぱいいっぱい抱っこを楽しんでくださいね。
抱っこで移動ができるのはお子さんの長い人生のなかでも、ほんの3、4年間。お子さんに抱っこの記憶が残る時間はそのうちのまたほんのわずかです。
私が覚えている抱っこの記憶は、夜の大洗海岸で海辺を両親と歩いたときのこと。暗闇のなかで寄せる暗い波と音が怖くて怯えたとき父が抱き上げてくれました。波は怖いけれど、守られているという安心感は、父のぬくもりと一緒にいつまでも心のなかに残っています。
北極しろくま堂さんのスリングも、お子さんに、抱っこの記憶とぬくもりと安心感を残してくれる秀逸キャリーです。