我孫子から世界大会へ | Smile the First 店長日記
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華さんのチャリティ似顔絵イベントを開催した昨日、嬉しい出会いがありました。

以前、お客様から、ご主人が2011 IBSA(国際視覚障害者スポーツ協会)世界大会 in トルコ にブランインドサッカーB2/B3日本代表チームメンバーとして出場します、と嬉しいご報告をいただいて、ブログでも紹介させていただきました。

その貴重な体験をご家族おそろいで報告にいらしてくださり、初めてご主人とお会いすることができました。

試合の感想を訊ねた私に、秋葉さんは、「世界の壁は厚かったです」と率直に答えられました。確かに日本チームは全敗という厳しい結果でしたが、なにより、日本代表として、初の国際舞台への挑戦を果たしたことは、だれもが体験できることではありません。同じ我孫子市民として、心から誇りに思います。

「秋葉さんがいま皆さんに伝えたいと思ってらっしゃることを教えてください」とお聞きしましたら、しばらくお考えになったあとで

「目がどんなに悪くてもサッカーができるということ。それから、ぼくといっしょにサッカーしませんか、ということを」と、はにかんだ笑顔で教えてくださいました。レベルは草サッカーレベルでもいいんです、とのこと。

そして、パッと輝いたお顔で「あ、そうだ!これも伝えてください。選手が少ないんです。日本にブラインドサッカーB2/B3日本代表のチームは5つしかないんです。公式に出場するのであれば視覚障害のあるひとでなければなりませんが、練習は障害のあるなしに関係なく参加できますから、ぜひ一緒に練習してくれるひとに集まってもらいたいんです」と。

秋葉さんは、現在都内の盲学校のグラウンドを借りて練習をしているそうです。レベルや障害のあるなしにかかわらず、一緒にサッカーをはじめてみたい方、秋葉さんにおつなぎしますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

ブラインドサッカーについてもっと知りたいと思ってくださった方は、日本ブラインドサッカー協会のサイトもご覧いただければと思います。

うちの子みたいに眼鏡でもサッカー出来ます?とお聞きしたら、「いまはいいスポーツめがねがあります。バンドでぴたりとくっつくもので、子ども用もあります。ぼくはスワンズというメーカーのものを使っています」と教えてくださいました。フレームだけでもいい値段がするそうですが、使い心地がとてもよく、おすすめだそうです。