
おひとりおひとりが、心に大きなショックを受けていることを感じます。時間が経つにつれて、皆様の心が癒えますように。。。
大震災のあとの1、2週間は異常な緊迫感に包まれた日々だったことを、お客様との会話から、あらためて思い出しました。
スーパーの長蛇の列を連日みたことや、何度も鳴った緊急地震速報のアラーム音。ずいぶん昔のことのようにも思います。
3週間を経てやっと、この震災で背負った荷物の重さがわかりかけ、この先の道のりの遠さに気づいた気分ですが、実は荷物はもうひとつふたつあるのではないか、と疑心暗鬼になります。
それでも前を向いて一歩ずつ歩いていくしかないのですね。荷物はなるべくみんなで助け合って運びたい。疲れたひとを元気なひとが背負ったり、食糧も分け合ったり。
もう少ししたら、子供に、日本が復興を目指して頑張っていることを、命懸けで大切なひとを守ったひとがたくさんいたこと、いることを伝えたいと思っています。
被災地の方々が受けた心の傷の深さは計り知れません。ひとつひとつ自分たちの日常が戻っても、被災地が復興を果たしたと宣言できる日まで、同じ市民、日本人、地球人として、何ヶ月でも何年でも被災者の方々を思い、応援する気持ちを忘れずにいたいと思います。
ただただ悼まれるのは失ったひとがかえらないという事実。生きている私たちにできることはなんだろうと考えます。
子供たちをみていると、あれこれ考えてないで、生きていることを全うしようよと教えてくれているような。
生まれてきたこと、生きていること、生かされていること、生きていくこと。楽しいことばかりではないけれど、ときに、しんどいことのほうが結果多くなるのではと思うこともあるけれど、それでもやっぱり生まれたこと、生きていること、生かされていること、生きていくことに心から感謝します。
教えてくれて、ありがとう。
