駅の階段で | Smile the First 店長日記

今日も風の冷たい一日でした。肌寒い中、たくさんのお客様にご来店いただきました。本当に本当にありがとうございました。どうぞ皆様お風邪を召しませんように。またのご来店を心よりお待ち申し上げます。

明日はCarter’sのBaby向けの夏ものがくる予定です。男の子用もかっわい~いのがきますので、お楽しみに!

電車に乗るたびに、いつも思うことがあります。ベビーカーを肩に抱えながら赤ちゃんを抱っこしているお母さん、必ず目にするのですが、とっても大変そうです。手を貸さずにはいられません。子供がうまれる前は、あの光景をみると「おかあさんってスゴイなあ」と思ったものです。なんだか人の手なんか借りなくても大丈夫そうなくらい、みなさんたくましく見えたのです。しかし、実際に自分がやってみると、それは、非常にしんどくて、そして、非常に危険なことだということが身にしみてわかりました。そしてそして、手を貸してくれるひとが実に少ないのです。やはり私も「手なんか貸さなくても大丈夫そう」なくらいたくましく見られたのでしょうか。

しんどくて、危険な場面があるとわかっていても、やむにやまれぬ事情で、子連れで電車に乗らなければならないことがあります。小さい子供と外出するとき、バッグの中はオムツ替え道具やらミルクの用意やら、とにかく重い荷物でいっぱいです。ゴツゴツと堅いベビーカーは肩にあたって、安定感もよくありませんが階段の途中でうっかり落とすわけにはいきません。眠っている子供はずっしりと重く、起きている子供はゆらゆらと動き回ります。足元も見えにくくなります。万が一のことを考えていつでも手すりをつかむ心積もりをしています。一歩一歩、いろんな方向に注意を向けながらゆっくりゆっくりと階段をのぼります。頂上がとっても遠くに感じます。

どうぞそんなお母さんに今まで手を貸したことのない方は、「手伝いましょうか」と軽く声をかけてみてください。「だいじょうぶです」と断りのお返事があったとしても、そのお母さんはきっと心からエネルギーが湧いて、本当にたくましく階段をのぼっていけると思いますから。