<2014年9月14日(日)のブログです。> ~思い出し・166 パート・3~
続きの続き
自分の座席から、ホール内を見てみる。
ほぼ満席のように見える。
ふと、2階席が目に入ったが誰もいない。
最初から開放しなかったのか?チケットが
売れなかったのか? ・・・そういえば
グッズ売り場の近くで当日券を販売していた
5,800円やった。
隣りでG君が、ひとりの、しかも怪談を聞きに
こんだけ集まるって凄いな。 と感心していた。
いや、全くの同感である。 ^^・
今年もアイツがやってくる。は、
今年で22年目・・・稲川さんの凄さを痛感しました。 ^^・
・・・PM4時30分
ホール内の照明が落ち、ステージ上のみに
なると、ステージにある昭和の映画館内のロビー
のセットが浮かび上がる。
なんか、今でも田舎にやとありそうな感じがする。
そんなセットだ。
・・・そして、
稲川淳二さんの登場!
自分も含めて大きな拍手が起こる!
稲川さんは満面の笑みを浮かべながら、
ステージの右端(自分が座っている側)に
来て、客席に向かって手を振り始まる。
拍手、そして、同じように手を振る人達
生の稲川淳二さんを(近くで)見て、
思わず同じように手を振る自分 ^^・
今まで、色んなアーティストのコンサートに
行ったけど、手を振ったコトなんて無かった!
稲川さんは、まるで怪場にいる一人一人に
手を振るかのように、ゆっくりゆっくりと
少しづつ移動して行く・・・
鳴り止まない拍手と手を振る人達
左端まで移動すると、ステージ中央にセットしてある
竹製?の腰掛 二人くらいは座れそうな
腰掛に座る。 スタンドマイクは、カタカナのイの
斜め線の下にマイクがセットされてる感じ。
・・・あ、イメージできますか? ^^;
稲川さんの口元辺りにくるようになっている。
ぽつりぽつり・・・稲川さんが話し始める。
ご当地のびわ湖から吹く風が心地良いと・・・
こういう話しを聞くと京都で聞きたかったなって
思いましたね。 ^^・
・・・それから、ひとつ、またひとつと照明が落ちて
ステージ上も真っ暗になる。
さぁ、稲川怪談の始まり。
1話目は、夜釣りの話
二人の老人が谷へ(海ではなかったと思います。
が、違っていたらスミマセン・・・)夜釣りに行く。
そこで老人(男性)の死体を発見する!
警察に知らせようにも携帯は繋がらない。圏外。
そこで乗ってきた軽トラックで知らせに行くコトに
するが、一人は死体の側にいなくてはならない。
仮にAさんが待ち、Bさんが警察を呼びに行く。
Bさんが警察を連れて戻ってくると、死体と、
死体の側で倒れているAさんの姿が・・・
Aさん曰く、死体が向きを変えて足を摑まれた・・・と。
2話目は、遅れてきた二人
テニスサークルの夏の合宿に、学生のA君、
B君、B君の彼女、C君、C君の彼女
と、社会人のD君で行くコトに。
全員一緒ではなく、まず、A君とB君と彼女が
宿泊施設に到着し残り3人の到着を待つコトに。
雨が本格的に降りだし、大雨になり停電になる。
明かりがつかない中、3人で怪談話をしていると
C君と彼女が到着する。
みんなで怪談話をしてたと言うと、俺たちもと
なり、C君が話始める。
それは、道中の話で、車で大雨の中を走って
いると、フロントガラスが真っ赤になる!
血?と驚く二人 すると、血まみれの女の顔が
車の上から逆さまで現れる!
悲鳴を上げ、そのまま気を失ったンだ・・・と。
・・・と、突然!A君の携帯が鳴る!
A君は部屋を出て玄関で行き、電話を取ると
D君から。
今、病院にいる。 C君と彼女を乗せた車が
対向車線に出て、前から来た大型トラックと
正面衝突し、二人とも亡くなった・・・と。
そ、そんな・・・と絶句するA君
だ・・・だって今、二人は部屋でB君と彼女と
話してる・・・が、聞こえてくるのは、B君と彼女の
声だけ・・・
まさか・・・そんな・・・?
まもなく復旧し電気がつくと、そこには
C君と彼女の姿は無かった・・・
続きます~ ^^;