ハガネの女とコーチング | 鶴嶋厚子のコーチングライフBLOG

ハガネの女とコーチング

今、テレビ朝日で木曜日の午後9時から、小学校を舞台にした「ハガネの女」


というテレビ番組をやっています。


吉瀬美智子扮する4年4組の女性教師が日々起こる問題を体当たりで


解決していくストーリーです。


金八先生の現代版といった感じでしょうか。


前回のトラブルは、


保育園の頃は仲良しだった二人が、いじめる側といじめられる側になると


いう話でした。


いじめる側の男子は、仲間の命令に逆らうことができず、


心の中では一生懸命抵抗しながらも、それを口に出すこともできません。


日に日に、親友だった友達へのいじめはエスカレートしていきます。


担任のハガネ先生がいじめの原因を調べていくうちに、二人が保育園の頃は


親友だったということをつきとめ、お互いの家へ出向き子供達の気持ちを


聴きにいきます。


いじめられている和也に


「翔太とどうなりたいの?」


和也は、


「翔太が友達に仲間外れにされないようになるなら、ぼくはいじめられても


いいんだ」


という言葉が返ってきました。



今度は、翔太に会いに行きます。


「翔太は、和也とどうなりたいの?」


翔太が答えますが、ハガネ先生はその答えに納得しない様子で


もう一度たずねます。


「翔太は、本当は和也とどうなりたいの?」


翔太は答えます。


本当は、もう一度和也とサッカーやりたい


これが、翔太の本当の気持ちだと確信したハガネ先生は、二人のために


奔走します。


そして・・・・ハッピーエンドとなるのですが。



テレビを見ていて、ハガネ先生は、コーチみたいだなあと思いました。


コーチもクライアントによく質問します。


「あなたは、どうしたいの?」


最初に出てきた答えは、どこか真実味がなく、優等生の答えのようです。


「本当はどうしたいの?」



何度も聞くことで、やっと本当の答えが出てきます。


「あっ、そうか、私のやりたかったことはこれなんだ!!」



と気づいたクライアントは行動にも勢いがでてきます。




息子につられて、見始めたテレビ番組ですが、


今では母親の私のほうがはまっています。