桜の名所めぐり
日曜日は桜の名所めぐりを楽しみました。
美しいものは、自然と人を引き付ける力を持っています。
たくさんの人が、来ていました。
何も言わないし、動かない。
私たち、人間のほうが会いたくて出向いていきます。
私は、何を求めて桜を見にいくのだろうと考えました。
ただ、ただ、美しい姿を見たいから。
元気をもらうため。
非日常を味わうため。
本当に、今だけしか見れないから。
といろいろありますが、
やはり一番の理由は
何も言わないけど、存在感があるところ。
1年の365日のうち、開花する10日間を除いては、気にかけることが
ほとんどありません。
開花して、えっ、桜だったんだあと気づくこともよくあります。
けど、開花していない期間もちゃんと営みを続けているところが好きです。
桜を見ていると、開花していない時期こそ、大事なんだと思います。
日々の小さな積み重ねがあるとき結果となって出てくる。
そんな風に、今自分がやっていることは、いつか花が咲くと信じたいから、
続けられる勇気をもらいたいから、
毎年、桜の名所めぐりをしているのかもしれません。